ケンジロウです。
ブラシルのリオからお届けしております。
さて、オリンピック男子ゴルフ2日目が終わりました。午前中は本降りの雨になりましたね~('Д')
池田勇太は1オーバーで37位タイ、片山晋呉は7オーバーで58位タイ。トップは10アンダーなので、なかなかメダルは厳しくなってきましたね(;´Д`)
雨の中のラウンドでもスコアをふたつ伸ばした池田は、
「いいパーもとれて、もうひとつバーディをとれればよかったです。丸山さんとも今日はゼロ(イーブンパー)まで戻そうと話していました。ショットも内容は悪くないので、あとはチャンスで二つか三つ、入ってくれれば。今日はまだ二つしか戻せていないので、また明日はしっかりとアンダーパーで回ろうと思います」とコメント。
少しでもスコアを伸ばして上位を目指して欲しいですね。
一方の片山晋呉は少し遅めのスタートでしたが、4つ落としてスコアを伸ばすことはできませんでした。プレー後のコメント⤵
「ショットは悪くないし、パットもいい感じなんですけどね。んー。明日からどうしましょうかねぇ…」と少し消沈気味。残りあと2日あるので、最後まで諦めないでほしいですね!(^^)!
さて、気になる金メダル争いですが、現在オーストラリアのマーカス・フレーザーがトップ。
オーストラリアを代表するコースのロイヤルメルボルンに似ていると丸山茂樹コーチが言っていましたが、やはりこのオリンピックゴルフコースはイメージを出しやすいんですかね。
一緒に回っていた片山晋呉がそのフレーザーを評して言うには、「もう全然コースの攻め方が違う。グリーンに乗せていく場所とかも全然違う。こういうコースの戦い方にすごく慣れていますよね」とのこと。確かに、グリーンを狙うショットで、片山がギリギリのところを狙ってショートしてしまったりオーバーしてしまったりするのに対し、フレーザーはグリーンの安全なほうを狙って確実にパーをとっているようなシーンも何度か見受けられました。コースがやりやすいから、攻めと守りのバランスが非常にとりやすいんでしょうね。
ではフレーザーがこのまま首位を守って、112年ぶりの金メダルとなるのか?
丸山茂樹コーチにその話しをぶつけてみると、「いやそれはどうかな。やっぱり世界ランク上位の選手がなんだかんだ上に来てるからね。今日フレーザーも伸び悩んだから、このままスコアを伸ばせず、他が伸びて抜かされちゃうんじゃないかな。やっぱり欧州勢がこういうコースは強いよね。あのベルギーのトーマスって選手、全英でもよくテレビに映ってたでしょ。俺解説したから覚えているもの」とのこと。
確かに数えてみたら、トップ10の中に欧州の選手が8人(10位タイも含む)もいますね( ..)φメモメモ
風が吹きっさらしで、空中の障害物の少ないこのコースは、まさにヨーロッパ選手にはお手のものでしょう。
その中でも優勝候補の筆頭はやはりこの男、
ヘンリク・ステンソンでしょう。
今日は早いスタートだったので雨に降られてのラウンドでしたが、それでも68というスコアを出しました。昨日は暴風の中でも66でしたからね。悪天候に強い男。ホールアウト後のコメントです。
「今日は2,3個のモンスターパットをしっかりと決めましたね。でも今日は昨日ほど堅実なプレーはできなかったです。(66を出した)昨日はまさに悪天候にも耐えた感じでしたね。しっかりと堅実なゴルフができた。多分後半に出た組の中ではベストのスコアではなかったでしょうかね」
2日目は納得いっていないようですが、それでも3アンダーですからね。やはりアイアンの精度がとにかく高い。ティショットを曲げてウェイストエリアにはまるシーンを何度か見ましたが、そのほとんどはあの切れ味鋭いアイアンでパーオンさせていました。
こりゃやっぱりステンソンですかね。アメリカから来ている記者たちは、ステンソン推しの人が多いようです。
その他に欧州勢で言えば、トーマス・ピーターズ(ベルギー)が-9、グレゴリー・ボーディ「(フランス)、ジャスティン・ローズ(イギリス)が-6、ラファ・ガブレラベージョがー5。メダル候補はこの辺りまでですかね。
男子ゴルフはあと二日を残すのみ。いったい誰が勝つのか、皆さん予想してみてください。下に投票ボックスがあるので、クリックしてくださいね。
これから間もなく3日目が始まります!片山晋呉は日本時間の19時半スタート、池田勇太は20時52分スタートです。
金メダルは誰の手に?
男子ゴルフは残りあと2日間。優勝者を予想しましょう。