ラフからのアプローチで起きる「ダルマ落とし」。球の下をクラブがくぐってしまうこと、ありますよね。この最大の原因はヘッドアップ。順目の場合は逆目よりも簡単ではあるんですが、意外に飛び過ぎてしまったり、ダルマ落としのミスが出やすいですね。
特に順目の場合、芝の抵抗が少ないですから、深く沈んでさえいなければ割と普通に打てるんです。でも、ラフだと思ってしっかり振ると、意外に抵抗がなくてスパッと抜けてしまい、それでいてスピンは効かないのでオーバーするんでしょうね。でもこれは、事前の素振りでかなり防げるはずです
というのは伊藤涼太プロ。では、ダルマ落とし対策はどうすればいいのでしょうか?
順目の鉄則!ボールを右に置いてクラブを短く握る
ボールにクリーンにコンタクトするために、ボール位置は右寄り。芝の上に浮いて位置が高くなったボールを拾いやすいように、クラブは短く持つことが大事です。
![画像: 少し強めに握ります](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/78699640c7442e6b48979d17ffe0f942615c421a_xlarge.jpg)
少し強めに握ります
![画像: ボール位置は右寄り](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/c79253ce84452ad0251e627261e0b54697a9b797_xlarge.jpg)
ボール位置は右寄り
アドレスはちょっと右体重
ちょっと右体重でフェースは開きます。右足にやや多めに体重をかけ、少しフェースを開いた分オープンスタンスで立ちます。ボールが右にあるので少しハンドファースト。
![画像: ほんのちょっと右体重です](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/256c14d955c0ad0e93496af8727d241096ea702e_xlarge.jpg)
ほんのちょっと右体重です
フェースを返さずに真っすぐ振る
順目でもフェースターンの意識は不要です。ヘッドを真っすぐ動かすイメージでフォローを低くだしていきましょう!
![画像1: 夏ラフマスターは芝目マスター!順目のラフは振り子で打つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/46d8d5cb6202536532bdad775e250c7f9d60ed48_xlarge.jpg)
![画像2: 夏ラフマスターは芝目マスター!順目のラフは振り子で打つ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/ccbf0c4040ff8c8ae0c6ac7117512367a151113e_xlarge.jpg)
注意!ピンが奥なら転がせば簡単!
ロフトが立ったクラブなら、順目のラフに球が浮いていても下をくぐる心配は少ないので、ピン位置が奥なら、できるだけ大きめ番手を持って転がして攻めるのが安全です。
![画像: 注意!ピンが奥なら転がせば簡単!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/08/13/41e1375f9dd0d8c095a86ba0d56f6ddf8dcb17a1_xlarge.jpg)
いかがでしたか?夏ラフを制する者は夏ゴルフを制しますよ!今から練習して、初秋の一番いい時期にベストスコアを出しましょう!過去の夏ラフ記事はコチラ↓↓
写真/小林司