性能で分類出来る6つのタイプ
今のアイアンは大きく6つに分かれているのをご存じですか?現代アイアンの祖先はMB。鍛造の技術が進み、キャビティバックのCBへ分化し、やさしさに磨きをかけてアスリートモデルになりました。その一方で、鋳造製法で作られた飛びキャビが登場。それがさらに上下に分かれ、飛びキャビフォージド・飛びキャビ・激飛びに分かれています。
6モデルの性能を比較

アイアンの性能をカテゴリー別に4段階で評価し比較してみましょう。真ん中のアスリートを見ると、打感はMB、CBに肉薄。操作性はMB、CB系の流れを汲んでいますね。技術の進化による「やさしさ」と「飛び」が加わってバランスは一番いいですね。
では具体的に見比べてみましょう!
MB系
・最高の打感がある ・操作性はもっともよい ・ミスヒットには弱い ・球を上げるにはヘッド速度が必要

スリクソンZ965はMB
CB系
・打感はMBに匹敵する ・操作性もMB系並 ・ミスヒットに少し強くなっている ・ヘッド速度が“速め”の人に合う

ブリヂストンツアーB X-CBアイアンはCB系
アスリート
・軟らかい打感を追及している ・操作性も十分にある ・ミスヒットに強い ・適応ヘッド速度の幅が広い

グローレF2アイアンはアスリート
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飛びキャビフォージド
・打感は軟らかめ ・アスリートよりも飛距離が出る ・ミスヒットにはかなり強い ・操作性はアスリートより低い

タイトのVG3アイアンは飛びキャビフォージド
飛びキャビ
・飛距離を優先した設計 ・弾き系の打感 ・やさしく球が上がる ・操作性はあまりない

プロギアのRSチタンフェースアイアンは飛びキャビ
激飛び
・飛びキャビよりさらに飛ぶ ・かなり弾き系の打感 ・球が上がりやすい ・ヘッドが非常に大きい

ヤマハUD+2は激飛びアイアン
主に上の3つが「プロモデル」、下の3つが「アベレージモデル」と言われています。上にいくほどヘッド速度や芯に正確に当てる技術が求められます。その中でもアスリートアイアンはバランスがよくて、やさしく打ちやすく、プロの要求をも満たすすぐれものということで、注目されています。
まずはそれぞれのアイアンの良さを知った上で、自分に合う1本を選びたいですね!
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