今年で12回を迎える一般社団法人丸山茂樹ジュニアファンデーション主催の「丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」が8月29日(月)に平川カントリークラブで開催され、小学5年生から高校生までの129名が集結した。

1998年のプレジデンツカップ(米国選抜VS世界選抜)に選ばれて出場した際に、世界のトッププレーヤーがゴルフを通じて社会貢献をすることを知り丸山自身と理事の内藤雄二プロコーチが中心となって2000年に設立した。

以来、レッスン会やゴルフ大会などを実施し、ゴルフの普及、ジュニアゴルファーの育成・拡大・社会貢献を目的として活動を続けています。

世界に通用する選手を輩出したい

「たくさんのスポンサー様に賛同を得られて協力していただき大変ありがたいこと。小さなことでもコツコツと続けて行こうと思っています。この大会には、まだまだ全国から選手たちを呼ぶのは難しいです。旅費もかかるし日程の問題もありますし。その辺もこれから勉強して実現していきたいですね」(丸山)

画像: 世界に通用する選手を輩出したい

「12回やってきましたが、ゴルフが変わってきましたので、もっとセッティングを厳しくして距離も長くしてもいいのかな、と考えています。米ツアーに行ったら7400ヤードを超えるようなコースセッティングもある中で、寄せやすいところにレイアップして3打目で寄せてパーでしのぐことを覚える。世界に通用する選手を輩出できるような大会に育てて、今後もクオリティの高いジュニアファンデーションに発展させていきたいですね」(丸山)

ゴルフ界の発展に何かできないか、自分にできることをやって貢献しようという惜しみない丸山の姿勢がにじみ出ていました。

では、成績の発表です。

小学生の部男子
優勝 本大志君(38・35 73) 2位相原涼太君 3位清水蔵ノ介君

画像: 左から2位相原涼太君 優勝本大志君 3位清水蔵之介君

左から2位相原涼太君 優勝本大志君 3位清水蔵之介君

小学生の部 女子 
優勝 川畑優菜さん(35・40 75) 2位佐藤夏恋さん 3位桑村美穂さん

画像: 左から2位佐藤夏恋さん 優勝川畑優菜さん 3位桑村美穂さん

左から2位佐藤夏恋さん 優勝川畑優菜さん 3位桑村美穂さん

中学生の部 男子
優勝 田中章太郎君(33・35 68) 2位中川拓海君 3位小林大河君

中学・高校生の男子には優勝の副賞として「HEIWA PGMチャレンジ」の出場権とレギュラーツアー「マイナビABCトーナメント」のマンデー出場権が得られます。

田中君、優勝おめでとうございます

「今日は100ヤード前後のショットが寄ってくれました。パットが今一つだったのでもっと練習します。日本アマ出場を目指してます」

推薦でチャレンジツアー「HEIWA PGMチャレンジ」の本戦出場権と「マイナビABCトーナメント」のマンデー出場権を獲得しましたが

「優勝して、レギュラーツアーに出場します!」と心強い言葉が聞けました。中学生ながら280ヤードの飛距離を誇る田中君、がんばって欲しいですね。

画像: 左から2位の中川拓海君 中は優勝の田中章太郎君 右は3位の小林大河君

左から2位の中川拓海君 中は優勝の田中章太郎君 右は3位の小林大河君

中学生の部 女子
優勝 榎本杏果さん(36・36 72)2位 和久井麻由さん 3位六車日那乃さん

画像: 中学生の部 女子 優勝 榎本杏果さん(36・36 72)2位 和久井麻由さん 3位六車日那乃さん

高校生の部 男子
優勝 坂本雄介君(36・35 71)2位野口裕太 3位 古賀浩輝君

「中学生の後輩にスコアで負けてしまい、情けないですが大学に行ってもがんばります!」(坂本君)

画像: 左から優勝の坂本雄介君 2位野口祐太君 3位古賀浩輝君

左から優勝の坂本雄介君 2位野口祐太君 3位古賀浩輝君

高校生の部 女子
優勝 臼井麗香さん(38・34 72) 2位坂井七菜さん 3位西村涼花さん  

臼井さん、優勝おめでとうございます

「今日は慌てないで落ち着いてプレーできました。焦るとミスが続いてしまうので、落ち着いてできたことで崩れることなく優勝できました」

「台風の影響で風が強かったですが、決めたクラブでしっかりと打つようにしました。風の中でのプレー経験が少ないので、今回は試合で経験できたことは大きかったです」

樋口久子 三菱電機レディス マンデーの出場権を獲得しましたね

「はい、マンデーを通過して本戦に出たことはあるので、次は予選通過を目標にしています」(臼井さん)

画像: 左から2位坂井菜七菜さん 優勝臼井麗香さん 3位西村涼花さん


左から2位坂井菜七菜さん 優勝臼井麗香さん 3位西村涼花さん

W杯の松山・石川の活躍に期待

「五輪で感じたことを2020年に向けて、倉本先輩やLPGA小林会長や選手たちと話し合って日本選手が活躍できるように力になりたいですね。五輪は4年に1度しかない、国の代表として戦う価値があると思いますね」

「日本はリレーにしても、水泳、卓球、体操も団体戦になると力を発揮しました。五輪でも競技方法は団体戦もあったほうが盛り上がるのでないでしょうか。W杯に松山と石川が出場しますが、お互いのいいところ、足りないところを補って活躍してくれることを期待しています」(丸山)

自身も2002年に伊沢利光とのペアで優勝した経験を持つ丸山だけに、二人のコンビネーションに期待を寄せていた。

画像: W杯の松山・石川の活躍に期待

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