成田美寿々プロといえば、豪快なドライバーショットとともに、女子では打つ人が少ない「パンチショット」を打てるのも魅力のひとつです。
なぜパンチショットを打つようになったのか。成田プロ本人に聞いてみました。
「ジュニアの頃にコーチから教わり、それから練習を重ねて身につけました。今ではパンチは私の武器になっています。世界の舞台で戦うには絶対に必要なショットですから」(成田プロ)
成田プロはプレーオフなど「ここぞの場面」で、パンチショットを使うことが多いとのこと。
パンチショットのメリットは、ボールが風に左右されにくいということ。風に影響されやすいフィールド特にリンクスコースなどではその力を発揮してくれます。我々アマチュアも成田プロのようなパンチショットを打ちたい・・・
そこで今回は成田プロにパンチショットのコツを教えてもらいましょう!
ここぞの場面で使うパンチショット
コツ1 トップはコンパクトに
パンチショットを打つ時に、大振りは厳禁です。上げる位置は「肩の高さ」というイメージを持ちましょう。右わきも締め、クラブがオンプレーンの軌道から外れないようにしましょう。
コツ2 インパクトで終わりのイメージ
ボールは普段よりも少し右よりに置いて、インパクト以降のフォローはあまり意識せず、「そこで終わり」というイメージでスウィングしましょう。インパクトはハンドファーストの形でとらえることも忘れずに。
パンチショットのコツ3 フォローでフェースは返さない
インパクトではフェースを返さず、両手をそのまま飛球線方向へ出しましょう。この時意識するのは、「低く長く」クラブを前に押し出すことです。
風の影響を受けづらいパンチショットが打てると、グリーンの攻め方の幅がグッと広がります。今回成田プロが教えてくれたコツを参考に、皆さんも練習してみてはいかがでしょうか。
※月刊ゴルフダイジェスト2014年10月号より