すべてがプライスレス、そしてサプライズの連続だった
世界のトッププレーヤーたちが自らの持つ技と力を競うメジャートーナメント。その中で最も伝統ある全英オープン。その熾烈な戦いを見たいと思う人は多いはず。その全英オープンのオフィシャルスポンサーのマスターカードが、日本のゴルファーに生の全英オープンを見てもらいたいと関東、関西でマスターカード・チャレンジカップを開催。それぞれの優勝者4名を全英オープンに招待した。その「プライスレス」な旅をレポート。
リンクスでのゴルフで全英オープン気分
スコットランドのグラスゴー郊外、今年の全英オープン開催コースのロイヤル・トルゥーンにほど近いダンドナルド・リンクスでラウンド。このコース、スコットランドのベスト100コースに選ばれ、来年のスコティシュオープンが開催コース。海からの風、深いラフは全英オープンと同じ。ビブをつけたキャディは一人に一人。思わず記念撮影。
関西大会の優勝者の松岡さんと三宅さんは腕自慢。リンクスでのプレーは初めてと言いながら、「全英オープンに出たつもりでラウンドしてきます」と1番ホールからナイスショット!
元気よくスタートしていった4人。この日は雨と風というコンディションの中、深いラフとバンカーに苦しめられながら、18ホールを完走。とはいえ、4人でロストボールは10個だったとか。
プライスレスなサプライズ!
「ザ・スペクターズヴィレッジ」いわゆるギャラリー広場の一角にあるマスターカードクラブ。マスターカードホルダーなら誰でも入れるクラブだ。ここでは連日、イベントが催され、3日目(土曜日)には全英オープン5度優勝、マスターカード・アンバサダーのトム・ワトソンが集まった人たちを前に全英オープンの思い出を楽しく語った。
そこに日本からの4人が登壇。ワトソンのインタビューが終わった後、ワトソンが4人のもとへ。そして、ひとりひとりの質問に丁寧に答え、キャップやフラッグに快くサイン。このとき古戝さんの脈拍数98だったとか。「まさにプライスレスなサプライズ!」と驚くやら感激するやら。
16番ホールサイドのスポンサーパビリオンのマスターカードのサロンにマーク。オメーラが突然、登場。古戝さん、本郷さんはさっそく記念撮影。
ランチはフルコース
最終日、最終ホールはスタンドで優雅に観戦
マスターカードのパビリオンは、1階はレストラン、2階はバーがありゆったりとくつろげるスペースになっている、ランチはワインを飲みながらのフルコースで、日本からの4人も大満足。このパビリオンをベースにして、全英オープン観戦。「日本では考えられませんね。全英オープンをこんなにも優雅に観戦できるなんて」と本郷さん。そして、最終日、最終ホールも18番のスタンドの指定席で、感動の瞬間を見ることができた。
「毎日がサプライズ。こんな楽しく全英オープンを観戦できるなんて思わなかった。お金で買えない経験をさせていただきました」。松岡さん、三宅さん、古戝さん、そして本郷さん、4人の全英オープン観戦ツアーは笑顔で幕を閉じた。
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