【全日本ショートコース選手権】中四国大会が伊予カントリークラブで出場者多数のため9月3日(A決勝)・4日(B決勝)の2日間の開催となりました。

愛媛県伊予市にある「伊予カントリークラブ」(1670Y Par54)は山あいを切り開いて作られたアップダウンのある9ホール。競技方法は9ホールをOUT・INでティ位置を変えて2周回る18ホール。OUTとINでティの位置が変わるので、距離とグリーンを狙う角度が変わり簡単には攻めさせてくれないレイアウトになっている。

「40日間雨が降らなかったので大変でした」といいながら、ベントグリーンをしっかりと仕上げてくれたグリーンキーパーの児玉さんに感謝しつつ84名の出場者が全国大会決勝に向けて争いました。

初日(A決勝)のトップは1アンダー

画像1: 初日(A決勝)のトップは1アンダー

1番から9番まで名物ホールを集めたような9ホールで、打ち上げや打ち下ろしの距離感とアゴの高いバンカーが選手たちを苦しめた。グリーンの速さはそれほど速くはないものの、傾斜のあるグリーンで簡単にはパーを取らせてはくれない。

初日のトップは29・24 53の1アンダーの好スコアで石岡博行選手がフィニッシュ。決勝大会進出の権利はマッチングスコア方式により3オーバーまでの6名。2日目の出場者のスコアも合算し上位6名が権利獲得となるので、カットライン上の選手は、「あの一打がなかったら」と悔やむ姿が見られた。

画像2: 初日(A決勝)のトップは1アンダー

2日目(B決勝)は激しく変わる天候に体力を奪われる

台風の接近により開催が危ぶまれた2日目は、朝から時折強く降る雨の中でのスタート。台風が進路を変えたため急速に回復に向かうも途中から、にわか雨の降る変わりやすい天候となった。その後晴れてくると一気に気温は上昇し、アップダウンのきついレイアウトが選手たちの体力を奪っていく。

全国大会が楽しみです!

2日目のトップは最終組で出た矢野健一選手が3アンダー(26・25 51)と安定したプレーで、2日間を通して行われた「中四国大会」の優勝を飾った。矢野選手は前半・後半とも短い同じホールでボギーを打つも最長ホールではしっかりとパーをキープ。上がり2ホールをバーディで締めくくり、5バーディ2ボギーと勝負強さを見せつける結果となった。

矢野選手、10月の全国大会で待ってます!

画像: 全国大会が楽しみです!

全国大会への切符は2オーバーまでの6名が権利を獲得しました。10月の全国大会は四国からの”刺客”に注目となりそうです。

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これで残る会場は、中部大会「ニッケ弥冨ゴルフ」(9月17日開催)、関東E予選「花湯の森」(9月24日開催)の2会場、そして泣きの一回敗者復活戦「三和テクニカル」(10月22日開催)です。

敗者復活戦の通過人数は決勝大会のエントリーを確認した後に決まります。エントリーは9月24日(土)の開催後の9月26(月)に開始します。

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