“和顔”を追求した【MIZUNO MP‐66】
上級者から圧倒的な支持を得るミズノの「MP」アイアン。新しいMPに課せられたのは、“球をつぶせる打感”、そして“和顔”だった。打感は、フェースネック一体鍛造による軟らかさはそのままに、打球部裏のヘッドの変位量を抑えたことで、球をつぶせる感覚がアップ。フェースにボールが乗り、より意のままに球を操れる感覚が増した。谷口拓也プロにインプレッションを聞いてみた。

一方の顔は“和顔”を目指した。和顔はトウとヒールの高さのギャップが比較的小さく、トウの頂点が手前にあるのがその特徴。

ネック軸回り慣性モーメントが小さいため操作性が高い。上下左右に球をコントロールしたい人に合う
名器「TN‐87」が源流で、日本ツアーを中心にこの形に削る選手が多い、プロ好みの形状だ。「打感、見た目、操作性、この満足度は限りなく高いです」(谷口プロ)

この“乗る”感じはMPしか味わえないですね(谷口プロ)
「ネックの長さとヘッドの長さのバランスがいい。フェースに乗せて操作できる感じが強い」

和顔を追求

最近のアイアンでは最もロフトが大きい部類。しっかりスピンを入れて止められる

ソール幅は狭いが適度なバウンスでダウンブローにも払い打ちにも対応
試打インプレッション

打感と操作性は申し分ない。プロも認めるアイアンに仕上がっている。打感にこだわる方に、ぜひ打ってみてほしい。