いいライからでも意外と寄せるのが難しいピッチ&ラン。前回横田プロに「打つ前のポイント」をレッスンしてもらいました。↓↓↓
ピッチ&ランを打とうしても、実際はヘッドがボールの下をくぐってしまったりして思ったように転がせない場合が多いです。今回は「打ち方の基本」を横田プロにレッスンしてもらいましょう。
ストロークは“振り子”が基本
「基本はやっぱり左右対象の“振り子”のストロークで、ロフトなりの球を打つことが大事です。必要以上に打ち込んだり、球を上げようとしてはいけませんよ」(横田プロ)
左肩を支点とした“振り子”のストロークなら、左右に軸が傾いたりブレることがなく、いつも同じロフトでアドレスを再現することができるので、出球や転がりが揃います。またリズムよく打つことが大切で、急加速・急減速は厳禁です。
右人差し指の“トリガー”が振り子のカギ
続いて、グリップについて横田プロは、「スウィング中、右手人差し指の第一関節部分でクラブを下から支えるのが握り方のポイントです。いわゆる"トリガー”という形を作るということ。そうすることで、フェースに球が乗る感覚が身について、距離感を揃えることができます」。
テークバックはボールの真後ろに上げる
最後に方向性について、「ピッチ&ランの振り幅では、スウィング軌道は真っすぐが理想です。ボールの真後ろにヘッドを上げて、フォローは目標方向に出して、方向性をキープしましょう」(横田プロ)。
今回横田プロがレッスンしてくれたのは、「ピッチ&ランショットの基本」。意外とおろそかにしてしまう「基本」をもう一度確認してみてはいかがでしょうか。
※月刊ゴルフダイジェスト2015年11月号より