11月24日にオーストラリアのキングストンヒースGCで開幕する国別対抗のワールドカップ。各国世界ランキング最上位選手がパートナーを指名するということで、日本からは松山秀樹が参戦。パートナーには気心知れた仲で、練習を通じ互いのプレーを把握している石川遼を指名した。
ゴルフ・ワールドカップは1953年から開催されている国別対抗の団体戦。世界24ヶ国が出場し、国を代表する2人の選手がチームを組んで戦う。初日と3日目はフォーサム(ひとつのボールを交互に打つ)、2日目と最終日はフォーボール(それぞれのボールをプレーし、ベストスコアを記録)形式が採用されるとのこと。
キングストンヒースGC
会場となるキングストンヒース・ゴルフクラブはメルボルンの郊外、車で約30分のところにあるオーストラリアの名門コース。ゴルフ誌によるランキングではオーストラリア内では2位、世界でも18位にランクインされている。
1925年に創設されたこのコースの設計はドン・ソーター氏。レイアウトはうねりが効いたフェアウェイと深いバンカーが特徴。全豪オープンゴルフも過去7度このコースで開催されている。
大注目はこの2人!
出場選手の中で注目が集まるのは、前回2013年大会の覇者のオーストラリア代表、ジェイソン・デイとアダム・スコット。特にデイは前回のワールドカップ後、2015年の全米プロゴルフ選手権での初のメジャータイトルを含むPGAツアー9回の勝利により成長著しく、現在世界ランキング1位を保持している。
実は日本人は過去に2回優勝していた!
1957年(霞ヶ関CC)に中村寅吉と小野光一が、
2002年(メキシコ)には伊澤利光と丸山茂樹が優勝。
現代の若手有望株の2人は、日本代表として最高のパフォーマンスで世界一のふたりになれるのだろうか。注目しておきたいところだ。