ヘッドはお馴染みのGドライバー
今回のギア王では、ピンの「Gドライバー」にカスタムシャフトとして用意されている4本を打ち比べた。長さや硬さ、キックポイントなどスペックからもそれぞれ特色が異なるが、実際に打ち比べて、その違いをあぶりだそうと思う。
ヘッドは460cc。投影面積が大きく安心感のある見た目だ。空気を清流するという“タービュレーター”は、方向性が出しやすいという側面もある。
フェースの弾き感が強く、「キンッ」という少し高めの金属音がするのが特徴。打感は軟らかすぎず、硬すぎずといったところ。ミスヒットに強く、スウィートエリアの広さにも定評がある。
また、ピンならではの「低重心・深重心」設計で球が上がりやすい。そして好みの問題ではあるが、重心距離が長いため、決してヘッドは返しやすくはない。その辺をふまえて、今回紹介する4本のカスタムシャフトの中から自分に合ったものを選ぶというわけだ。
タイミングがとりやすい!「ALTA J50」
今回は「ALTA J50」の中で、新しく登場したフレックスTSのものを試打した。TSはフレックスSとXの中間という位置づけだ。ヘッドスピード47m/sくらいまでは対応できるだろう。以前にもSフレックスは試打したことがあるが、硬さが変わっても、振りやすさ、タイミングのとりやすさはピカイチ。中調子のクセのないシャフトが好みで、これまでSフレックスでは少し頼りなく感じていた人はぜひ試してみてはどうか。
ハードヒッターが振っても暴れない!「ATTAS PUNCH」
今回試打した「ATTAS PUNCH」はアッタスシリーズG7の後継モデルで、初代から数えて8代目に当たる。重量が67グラムあるので、しっかり感ある。切り返しのときに、手元側がグッと粘る感じがして、腕力に自信がある人でないと扱うのは難しそうだ。思い切り振っても、シャフトが暴れないのがいい。ヘッドスピードがある人で、球の散らばりを抑えたい人にはオススメだ。今のシャフトでは球がつかまりすぎるという方には特にオススメだ。
つかまったドローが打ちやすい!「スピーダー661 エボリューションⅢ 」
前モデル「スピーダーⅡ」は中調子だったが、この「スピーダーⅢ」は、中先調子。若干キックポイントがやや先になった。その影響か、今回試打した4本の中では一番つかまえやすかった。手元側に金属のシートが入っていることで、切り返す時の“重厚感”もある。大きいヘッドで重心距離が長い、いわゆる“つかまりにくいヘッド”との相性はバツグンだ。スライサーの人は一度お試しあれ。インパクト付近でシャフトが球をつかまえてくれる安心感があるシャフトだ。
つかまりすぎないから“叩ける”「N.S.PRO レジオフォーミュラB」
最後は「レジオフォーミュラB」だ。このシャフトは、56.5グラムと試打した中では最も軽く、振りやすい。最大の特徴は、手元と先の両方がしなる「ダブルキックポイント」だということ。ダウンスウィングでは手元側が、インパクト付近では先側がしなる。先はしなるがつかまりに特化したモデルという感じではなく、全体的な印象としては、手元側から大きくしなるという感じ。思い切り叩いても、左へは行きにくい。つかまり過ぎに悩むゴルファーにはうってつけだ。