ケンジロウです。ここのところ男子ツアーでは、にわかに左打ちブームがやってきているという話を聞いて早速取材をしてきました。左打ちと言えば片山晋呉の専売特許のようなものがありましたよね。
今でも片山プロは左打ちでティアップした球を器用に打っていますよね。
16年シーズンの頭から左打ちの練習をしているのは矢野東プロ。右打ちのスウィングをリセットする意味でもやっているそうです。
「左打ちをやると右ひじのたたみ方がわかっていい」と左打ちを始めた当初、矢野プロは話しておりました。
続いては手嶋多一プロ。
この日一緒に回っていた重永亜斗夢プロ、市原弘大プロと誰が一番ピンによるか、ニアピン賞をおこなっていました。
「子どもの頃、遊び感覚で左打ちで回って70台も出していたんですよ」と手嶋プロ。なるほど~(+_+)
これはどんな球がでるのかと、みんな期待して見ていたところ……、
手嶋プロが打った球は、トップ気味にスライスして池ポチャすれすれ。
もちろんそこにいたメンバーはみな大爆笑。
ドローヒッターの手嶋プロも、左打ちだと球がつかまらないんですね。めちゃくちゃアマチュアっぽい……(;´Д`)
左打ちになったとたん、アマチュアみたいな下手そうなアドレスになってしまうのも、なんとも微笑ましいですよね(@^^)/~~~
そういえば米ツアーでは松山英樹も左打ちをやっていました。彼も最初のほうはシャンクしていましたね。
ではなぜここまで左打ちがもてはやされるのか?
「左手リードという言葉があると思いますけど、やっぱり左手のパワーをつけるのは、ショットの力を上げるためには大事。ステンソンとかガルシアとか左利きで右打ちの選手がいいのも、左手リードのパワーが強いから。左打ちの練習をすると、この左手のパワーが身につくはずです」と手嶋プロ。
確かに小平智は、ジュニアのころ、左手のパワーをつけるためにずっと左手1本で球を打っていたと言っていました。
彼は左手1本で7番で150㍎打てて、しかもドローもフェードも打ち分けられるんですよ。
左打ち用のクラブで練習するのが、実はいちばんの上達の近道かもしれませんね。ちなみに小平プロ、左打ちでも練習していましたよ( ..)φメモメモ
写真/有原裕晶
ここで皆さんに質問!
皆さんは左打ちの松山になら勝てると思いますか?
さて、皆さんの自信のほどは……?