奈紗ちゃんと同じ「伊藤園レディス」でプロデビュー。宮里藍
畑岡は2003年宮里藍以来の「女子校生プロゴルファー」となりましたが、その宮里の成績はどうだったのでしょうか。実は、宮里のプロ初戦も今回畑岡がデビューする「伊藤園レディス」でした。
成績は、惜しくも1打足らず51位で予選落ち(※上位50位までが決勝進出)。しかし、正会員として本格的にレギュラーツアーに参戦した2004年は、初戦の「ダイキンオーキッドレディス」でプロ初優勝。この年は年間5勝を挙げる活躍を見せました。
遼くんのプロデビュー戦、何位だったか覚えていますか?
石川遼のデビュー戦、順位は?
2007年の「マンシングウェアKSBカップ」でアマチュア優勝を果たした石川遼。プロ初戦は、2008年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」でした。石川のプロデビュー戦を見ようと、多くのギャラリーが会場に詰めかけました。
最終日を首位で迎えた石川でしたが、その日猛チャージをかけた宮本勝昌に逆転され、デビュー戦は5位でフィニッシュ。惜しくも初優勝とはなりませんでした。プロ初優勝は、この年11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」。プロ19戦目、プロとして史上最年少でのツアー制覇となりました。
上位をキープしていたものの、3日目に崩れた松山英樹
アマチュア時代の2011年に、「三井住友VISA太平洋マスターズ 」を制した松山英樹。アマとしてツアーを制したのは、倉本昌弘、石川遼、に次ぐ史上3人目でした。
2年後の2013年にプロに転向した松山英樹。初戦の「東建ホームメイトカップ」では、初日、2日目とトップ10をキープ。3日目「74」と崩れたものの、最終日に、この日のベストスコア「66」をマークし、10位に入りました。そして、プロ2戦目となった「つるやオープン」でプロ初優勝を飾ると、この年はシーズン4勝。獲得賞金も2億円超えて、史上初のルーキー賞金王になりました。
アマチュア優勝した選手は、みんなプロ転向1年以内に優勝していた!
こうしてみると、デビュー戦でいきなり優勝することは難しいものの、1年以内にはツアー優勝しているという共通点があります。畑岡奈紗のデビュー戦も気になりますが、そこからの1年間の活躍をぜひ注目してほしいと思います。