「WGC HSBCチャンピオンズ」で、アジア勢初の世界ゴルフ選手権シリーズ優勝を飾った松山英樹。圧巻は15番の487ヤードのパー4、松山がティショットを右のラフに打ち込み、そこからの2打目だ。
ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに
487ヤードとパー4としては少し長めのセッティングである15番ホール。松山のティショットは、右のラフに飛び込んだ。
![画像1: ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/10/31/07a7cf54a1161d889d400e97f2abfe8eb4c0d8a8.jpg)
この時点で、2位と7打差があったため、安全に刻む可能性も十分にあったが、松山は勢いよくアイアンを振り抜いた。
![画像2: ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/10/31/aa29487efe4d6e86d731dee762f08c11be92a739.jpg)
ボールはピンから約5mのところに着弾すると、グングンとピンによっていく。
![画像3: ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/10/31/9504852a4b1b32e432d2f9f25f7563e2b9fddc20.jpg)
![画像4: ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/10/31/333e937a064b200b240e5e72903cac8d2e5fab56.jpg)
画面左下には先に打ったラッセル・ノックスのボールが見える、当然バーディチャンスだが、松山のボールはなんとその内側へ。「KOパンチ」と形容したくなる一撃だ。
![画像5: ラフから振り抜いた打球は、ピンそば1メートルに](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/10/31/81b6e26c9009c323d91616b91efff601cc34a93c.jpg)
このバーディパットを楽々沈めて、3連続バーディ。大きく優勝に近づいた。最終18番は、2打目を池に入れたが、パーで締めくくり、14年「ザ・メモリアルトーナメント」、16年「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」に続き米ツアー通算3勝目を飾った。