ショットはいいけどパットが苦手、アプローチは寄るけど決めきれない。そんなゴルファーは、ウワサのシャフトメーカー、セブンドリーマーズのパターシャフトを試すといいかもしれない。
2016年1月からジャンボこと尾崎将司が所属契約を結んだ、シャフト開発などを手掛ける「セブンドリーマーズ」。同社の前身は日本最古のカーボン専業メーカー。98年には小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトに参画するなど、宇宙開発にも携わっている。
セブンドリーマーズのシャフトの特徴としては、独自開発のスウィング解析システムマーカーを取り付けたシャフトでスウィングをカメラ撮影。三次元で3センチごとに、シャフトのしなりとねじれを計測。 計測データからシャフトの各部分の応力をシミュレーションし、 それぞれのゴルファーに最適なフルオーダーメイドを実現させる。
同社は14年2月に設立され、ゴルフクラブのシャフト製造を開始。1200万円という驚きの価格のフルオーダーメイドによるオリジナルカーボンシャフトが話題を呼んだ。そのセブンドリーマーズがパターのシャフトを開発したというのだから、興味深い。
セブンドリーマーズは今までの常識を覆す「全番手が同じフレックス」のフレックスコンシステンシー設計である、通称「フレコン」を作り続けていたが、最後のアイテムであるパターのシャフトも出来上がったという。
フレックスコンシステンシーとは硬さの一貫性という意味。アイアンの次に手にするパターでも振り心地が同じになるように設計しており、操作性を高めストロークの安定を向上させている。「14本フレコン」シャフトによりコースに出た時、ゴルフが楽しく、スコアメークの強い助けになってくれそうだ。
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