先週、アジア人初の世界選手権制覇を果たした松山英樹。今週行われるPGAツアー2016-2017シーズン第5戦「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン」では、石川遼がパワーランキング(優勝候補ランキング)で2位にランクされている。2週連続での日本人選手の優勝が見られるのか、発表されたランキングを紹介する。

石川にとって今年が4回目の出場となる今大会。パワーランキングは、過去の実績が評価に大きく影響されるわけだが、2014年大会で2位の成績を収めていることもあり、今回のパワーランキングでは2位にランクされた。では、早速パワーランキングを見てみよう。

【1位】ツアー選手権で2位に入った実力者、ライアン・ムーア

画像: PGAツアー5勝。世界ランク32位。アマチュア時代は、全米アマチュア選手権、ウェスタンアマなど数々のタイトルを獲得した。

PGAツアー5勝。世界ランク32位。アマチュア時代は、全米アマチュア選手権、ウェスタンアマなど数々のタイトルを獲得した。

2012年にこの大会を制し、翌2013年も9位タイとこの大会とは相性がいい。先月行われたPGA最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」でも2位の好成績を収めた。

【2位】悲願の米ツアー初優勝なるか。石川遼 

画像: PGAツアー未勝利。世界ランク96位。今季は、ツアーの公傷制度を適用して20試合に出場できる石川。21試合目以降の出場資格を得るためにも、今大会で好成績を収めたい。

PGAツアー未勝利。世界ランク96位。今季は、ツアーの公傷制度を適用して20試合に出場できる石川。21試合目以降の出場資格を得るためにも、今大会で好成績を収めたい。

この2カ月間は日本ツアー1勝も含め5トーナメント連続でトップ10入りを果たすなど安定した成績を残している。先日の「CIMBクラシック」で10位になっていることもあり、十分優勝の可能性がある。

【3位】先週2位と好調を維持。クリス・カーク

画像: PGAツアー4勝。世界ランク68位。先日「世界ゴルフ殿堂」受賞が決まったデービス・ラブⅢの影響を受け、派手なガッツポーズをしない寡黙な青年として知られる。

PGAツアー4勝。世界ランク68位。先日「世界ゴルフ殿堂」受賞が決まったデービス・ラブⅢの影響を受け、派手なガッツポーズをしない寡黙な青年として知られる。

先週の「サンダーソンファームズ選手権」では、「WGC HSBCチャンピオンズ」と同日程だったこともあり、有力選手の出場が少ない大会ではあったが、2位タイと好成績を記録。ここ3試合すべてで、トップ10以内を記録している。

【4位】最近よく見るヒゲの伊達男。スコット・ピアシー

画像: PGAツアー3勝。世界ランク34位。16年「全米オープン」では2位を記録。メジャー制覇まであと一歩だった。

PGAツアー3勝。世界ランク34位。16年「全米オープン」では2位を記録。メジャー制覇まであと一歩だった。

このトーナメントでは過去に3度トップ10を記録している。今シーズンは「セーフウェイ・オープン」で3位タイ、「CIMBクラシック」で10位タイと、いいスタートを切っている。

【5位】ツアー屈指の飛ばし屋、トニー・フィナウ

画像: PGAツアー1勝。世界ランク80位。平均飛距離307.6ヤード(2015-2016シーズン)を記録する飛ばし屋フィナウ。16年「プエルトリコオープン」で、ツアー初優勝を果たした。

PGAツアー1勝。世界ランク80位。平均飛距離307.6ヤード(2015-2016シーズン)を記録する飛ばし屋フィナウ。16年「プエルトリコオープン」で、ツアー初優勝を果たした。

5位には、“飛ばし屋”フィナウがランク。2014年は7位タイ、昨年は16位タイ。会場であるTPCサマリンでの平均ストロークは68.00と相性がいい。

PGA日本公式サイトでは、パワーランキング10位まで紹介されている。初優勝に向けて、がんばれ石川遼!

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