2016年の「富士フイルム シニア チャンピオンシップ」でプロ初優勝を遂げた田村尚之。2013年に49歳でサラリーマンからプロ転向した異色プロは、ゴルフも超個性的。なかでも目を引くのが、基本と言われるハンドファーストの「真逆」といった印象のそのアドレス。その秘密に迫った!
画像: 田村プロのアドレス。体の中心にセットされたボールより。さらり後ろに手元がある「ハンドレート」アドレスが特徴的

田村プロのアドレス。体の中心にセットされたボールより。さらり後ろに手元がある「ハンドレート」アドレスが特徴的

ドライバーのアドレスの基本は「ボールは左足かかと線上にセットして、ハンドファーストに構える」といったところだろう。しかし、写真を見れば一目瞭然。田村は「ボールを体の中心にセットして、ハンドレートに構える」ことを基本としている。

一体なぜなのか? まずは、なぜ「ボールを体の中心にセットするのか」から、分かりやすいマンガで教えてもらおう。

ハンドファーストに構えると「カラダが開く」

画像: ゴルフでは順手で握ると右手が下になるため、右肩が下がる

ゴルフでは順手で握ると右手が下になるため、右肩が下がる

画像: ハンドファーストにすると、体の構造上どうしても右肩が前に出てしまう。田村はこれを嫌う

ハンドファーストにすると、体の構造上どうしても右肩が前に出てしまう。田村はこれを嫌う

画像: 体の構造に加え、ボールを左に置くと上体が突っ込みやすいというデメリットも

体の構造に加え、ボールを左に置くと上体が突っ込みやすいというデメリットも

ボールはカラダの真ん中。手は後ろ。これが「真っすぐ打つ」アドレスだ

画像: マンガではドライバーだが、田村は全番手、基本的にはボールを体の中心にセットする。そのほうがゴルフが単純になるからだ

マンガではドライバーだが、田村は全番手、基本的にはボールを体の中心にセットする。そのほうがゴルフが単純になるからだ

画像: ボールはカラダの真ん中。手は後ろ。これが「真っすぐ打つ」アドレスだ

少し説明を補足するならば、ボールを左足かかと線上にセットしてハンドファーストに構えた場合に対し、体の中心にセットしたボールにハンドレートにに構えれば、必然的に右肩は前に出ない=体が開かない。

田村は基本的にどんな状況でも球にサイドスピンをかけず、ストレートボールでコースを攻める。そのため、アドレスの段階でも徹底的に「真っすぐ打つ」準備をしているのだ。

あとはその場でくるっと回るだけ

画像: 真っすぐ打ちたいわけだからフェースも当然「真っすぐ」にする

真っすぐ打ちたいわけだからフェースも当然「真っすぐ」にする

画像: あとは体を回すだけ

あとは体を回すだけ

田村のアドレスは一見「異形」だが、理系出身の彼が、サラリーマンとして働き、練習時間のない中で日本アマの常連のトップアマとして活躍し続けることができた合理的ゴルフの一貫。今後、田村が勝利を重ねていけば、そのゴルフが「常識はずれ」から「基本」になる日が来る……かもしれない。

おめでとう、田村プロ!

キャロウェイ

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