太さとテーパーでストロークが安定する
パターのグリップは細いものから太いもの、重さや素材も好みのわかれるところだが、カナダ発のゴルフメーカー、フォワードゴルフのパターグリップはなかでも一風変わっている。このグリップの大きな特徴はその形状。
太くてV型の形状でグリップの重心がシャフトのセンターよりもフォワード、すなわち前方(通常親指を当てる側)にあるところが特徴。そのことで腕と手、パターが一直線になり無駄な力がかからずに手首の動きを抑えるという。
手首の余計な動きを抑えてくれる
「前」が重いとど具体的にはどんなメリットがあるのか。ジャック・二クラスゴルフアカデミーで20年以上公認インストラクターを務めるトッド・ベーカー氏にこのグリップの優れた点を聞いてみた。
「一番のポイントは、シャフトの前側が大きく盛り上がった形状のために、ハンドダウンにならずにクラブと上腕が一直線に構えられるところです。そのことによって、余計な手首の動きが抑えられてフェースの向きをコントロールしやすく、距離感も向上します。結果的に3パットしないことでスコアアップが期待できますね」
実際に握ってみると、なるほどたしかにベーカー氏が解説してくれたような効果を感じることができる。これはなかなか良さそうだぞ、というわけで交渉開始。このグリップをみんなのゴルフダイジェスト読者のみなさんに、プレゼントできることになりました。
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