世界中のツアーで、ピンのパターを使用して優勝した選手には、契約を問わず優勝時に使用したパターと同モデルのゴールドパターを2本製作。1本は優勝者に、もう1本はピン本社の「ゴールドパターヴォルト」と呼ばれる倉庫に保管される。そんなゴールドパターを僕らアマチュアが手に入れるチャンスがあるのをご存じだろうか?

PING創業者カーステン・ソルハイム氏の「トーナメントの優勝者に対し記念に残るプレゼントを贈りたい」という感謝の気持ちから始まったゴールドパターを贈る習慣。1960年代に開始されてから、この倉庫には実に約2800本のゴールドパターが保管されている。

画像: 岡本綾子プロが1989年に「LPGAコーニングクラシック」制した際に送られたものを発見。岡本プロといえば同社の「B60」を長く愛用したことでも知られる

岡本綾子プロが1989年に「LPGAコーニングクラシック」制した際に送られたものを発見。岡本プロといえば同社の「B60」を長く愛用したことでも知られる

あくまでプロの、しかも優勝者だけが持てる超限定品。アマチュアには手が届かない代物……と思っていたのだが、実は唯一手に入れることができる方法がある。その方法というのが、毎年行われている“CLUB PINGファン感謝Day”というイベントで優勝すること。そしてこのイベントが12月16日に宍戸ヒルズカントリークラブで行われる! その詳細をご紹介しよう。

ピンの契約プロ13名が参加

リオ五輪日本代表の大山志保プロを始め、今年メジャー優勝を果たした鈴木愛プロ、今季5回のトップ10入りを果たし賞金シードを確定させている永野竜太郎プロ、ゴルフダイジェストでもおなじみの中井学プロなど、そうそうたる顔ぶれだ。そんなプロたちと1ホール限定のスペシャルラウンドを始め、ワンポイントレッスン、コースマネジメントアドバイス、写真撮影など、プロたちとゴルフを楽しめるチャンスだ。

画像: 鈴木愛プロ・大山志保プロも登場

鈴木愛プロ・大山志保プロも登場

また、当日はピンのツアーバンが登場。普段なかなか入室することの出来ないツアーバンの室内を見学できるように開放される。表彰式ではプロたちのトークショーで毎年大盛り上がりだとか。

画像: ツアーバンの中身、一度見てみたいと思う人は多いはず(写真はイメージ)

ツアーバンの中身、一度見てみたいと思う人は多いはず(写真はイメージ)

そしてこのコンペの優勝者だけに「ゴールドパター」が贈られる。ルールは9ホールの新ぺリア方式だから、優勝のチャンスは誰にでもある。ヴォルト保管庫には入らないが、優勝のゴールドパターがもらえるだけでも一生モノの宝物だ。

応募期間は11月21日(月)の9時まで。下記のホームページより応募可能だ。2016年の締めくくりに「ゴールドパター」を狙いに行ってはいかがだろうか?

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