現在開催されている「大王製紙エリエールレディス」は、例年この試合で来季シード権が決定する「激アツ」の試合。本日2016年11月18日、その予選ラウンドが終了し、早くもシード当落線上の選手たちの明暗がクッキリと分かれる結果となった。
予選ラウンド終了時点で、森田と香妻がシード落ち
2013年賞金女王の森田理香子は、賞金ランク68位で臨んだこの試合、シード確保に優勝が絶対条件だったが、大会2日目を通算1アンダーの60位で終え惜しくも予選落ち。7年間守ってきた賞金シードを失った。
また前週まで賞金ランク51位だった香妻琴乃は、森田と同じ60位で予選落ち。2年連続で保持していたシード権を来季は失うことになった。また北田瑠衣も来季シード落ちが決定した。
賞金ランク50位前後の選手たちから目が離せない
予選が終了したとはいえ、シードを巡る熱い戦いはまだまだ続く。賞金ランク53位・一ノ瀬優希、52位・藤本麻子と前週までギリギリシード圏外だった選手は逆転でのシード獲得へ向け、予選を通過。来季シードは本戦の結果次第だ。
ギリギリシード圏内の50位・茂木宏美も予選を通過、49位・藤田光里は現在12位タイと好位置につけ、来季シードに大きく前進したが、48位の金田久美子は予選落ち。50位台の選手が多数上位に進出するとあわや……の危険性が出てきてしまった。
すべては最終日に決する。今週の戦い、優勝争いのみならず、50位前後の選手たちからも目が離せない展開になりそうだ。