28カ国の国別対抗戦「ISPSハンダワールドカップゴルフ(以下、ワールドカップ)」が今月24日から開幕する。日本代表・松山英樹は世界ランク6位(2016年11月22日現在)で出場選手中最上位だ。日本は優勝候補本命ともいえるが、ライバルは世界の強豪たち。日本を脅かすのはどの国か、調べてみた。

日本代表、14年ぶりの優勝は可能性は高い

今年の「ワールドカップ」の優勝候補筆頭はやはり日本代表だ。先日の「WGC HSBCチャンピオンズ」でアジア人初優勝を果たすなどここ4試合で優勝3回に、2位が1回と圧倒的な成績を収めている松山英樹は「今もっとも強いプロ」といってもいい。本大会出場選手中最上位となる世界ランク6位の松山は、まさしく"最強”だ。

画像: 世界ランク6位の松山は出場選手中最上位

世界ランク6位の松山は出場選手中最上位

また松山とタッグを組む世界ランク99位の石川遼も、先日行われたPGAツアー第2戦「CIMBクラシック」で10位に入るなど安定した成績を残している。ふたりは同級生で"戦友”として長らくツアーで戦ってきただけにチームワークは抜群だ。2002年の丸山茂樹、伊澤利光ペア以来14年ぶりの優勝を期待したい。

画像: 同級生コンビであるふたりのチームワークにも注目

同級生コンビであるふたりのチームワークにも注目

優勝候補2番手は前回王者・オーストラリア代表

日本代表が優勝候補筆頭としたが、世界のトッププレーヤーが集う大会なだけに優勝は簡単ではない。名だたるライバル達の中でももっとも強敵なのが、松山に次ぐ世界ランク7位のアダム・スコットと53位のマーク・リーシュマンがタッグを組むオーストラリア代表だ。

アダムは前回大会でジェイソン・デイと組んで優勝した経験も大きいだろう。そして地元開催という"地の利”もオーストラリア代表にとっては追い風となるだろう。

ファウラー&ウォーカーのアメリカ代表も見逃せない

忘れてはならないのは、強豪アメリカだ。今大会はリッキー・ファウラーとジミー・ウォーカーが出場する。世界ランク12位のファウラーと20位のウォーカー、コンビとしての世界ランクはもっとも上位となる。ふたりは今年の「ライダーカップ」でもアメリカ選抜として出場。国を背負って戦う経験は豊富だ。

大穴はスウェーデン代表

今大会の優勝予想の"大穴”として、スウェーデン代表を挙げたい。アレックス・ノレンとデビッド・リングマースのコンビだ。注目はアレックス・ノレン。日本での知名度はそれほど高くないが、現在世界ランク9位。出場選手中3番目ということだ。つまりファウラーやウォーカーよりもランクでは上なのだ。

また世界ランク65位のリングマースもリオ五輪にスウェーデン代表として出場した経験を持つ。このコンビの優勝は大いに可能性がある。

他にもグレーム・マグダウェルとショーン・ローリーのアイルランド代表、フランチェスコ・モリナリとマッテオ・マナセロのイタリア代表など強豪は多い。そんな世界の強豪たちを相手に、松山・石川ペアはどのような戦いを見せてくれるのだろうか。「日本代表」の快進撃を期待したい。

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