ISPSハンダワールドカップの2日目が終了。2日目は、それぞれのボールをプレーし、いいほうのスコアを記録する「フォアボール」形式で行われた。日本チームは7バーディの「65」とスコアを伸ばし、通算6アンダーの8位タイに浮上。ハイライトを振り返りつつ、2日目を終えての思いを松山英樹、石川遼の日本代表に聞いてみよう。
11番、松山英樹のチップインバーディで流れを引き寄せた
1オーバー10位タイで2日目を迎えた日本代表。フロントナインは4番パー4で松山がバーディパットを沈め、いい流れをみせた。そして迎えたバックナインの11番パー4で、松山がグリーン手前からチップインバーディ! グリーン面に「いっちょ噛み」させてダウンスロープを転がし入れる、神業級の一打。松山も力のこもったガッツポーズを作った。
8位タイに順位を上げた石川遼の18番バーディパット
18番で魅せたのは石川遼。6メートルのパットを決め、バーディフィニッシュで3日目へと流れをつないだ。2日目の日本代表はノーボギー・7バーディ。松山・石川両者のスコアが噛み合って、トータル6アンダーと順調にスコアを伸ばす1日となった。3日目は、2人が「難しい」といったフォアサム形式。息の合ったプレーがみせられるかが優勝へのカギになりそうだ。
「明日もしっかりいいプレーができるように頑張りたい」(遼)
「コンディションは昨日とそんなに変わらなかった。今日のフォーマット(フォアボール形式)は、スコアを伸ばさないと置いていかれてしまうので結構難しかったです」(石川)
「最後の1打(18番のバーディパット)ももちろんよかったと思いますし、順位も上げることができました。明日もまた難しいフォーマット(フォアサム形式)でしっかりいいプレーができるように頑張りたいです」(石川)
「スコア的には7アンダーというそれなりにいいスコアを出せたと思うんですけど、欲を言えば2人でもっとたくさんバーディをとりたかったです」(松山)
通算12アンダーでデンマークがトップに立ち、中国が3打差の2位につけている。トップと6打差8位タイで迎える日本代表の3日目、2人がどんなプレーをみせてくれるのか楽しみにしたい。
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