今日2016年11月27日に4日間の競技を終えたISPSハンダワールドカップ。日本チームは、7バーディの「65」で猛チャージをかけたものの優勝には届かず、通算14アンダー6位タイで大会を終えた。優勝は、通算20アンダーのデンマーク。ハイライトを振り返りつつ、大会を終えての思いを松山英樹、石川遼の日本代表に聞いてみよう。
3番から3連続バーディでチームワークの良さをみせつけた
通算7アンダー4位タイで最終日を迎えた日本代表。最終日は、それぞれのボールをプレーしいいスコアを記録する「フォアボール」形式で行われた。3番(パー4)で、松山が2打目をグリーンに乗せ、5メートルを沈めバーディで勢いをつけた。
4番、5番と連続バーディ。7番(パー4)では、松山が1メートルを確実に決めた。2人は、チームワークの良さをみせつけトップを猛追。
18番、松山が最後の意地でバーディ奪取
後半は、なかなかバーディが奪えない展開だったが、18番、松山が最後の意地をみせた。1.5メートルのバーディパットを沈め、7バーディ「65」。
「英樹とプレーしてたくさんのことを学べました」(石川)
「今日はもっともっとバーディを取っていかなきゃいけない中で、全然バーディが取れなかったのでこの結果は仕方がないかなと思っています」(松山)
「もう少し、自分のパフォーマンスが技術的にスキルアップできるように頑張りたいと思います」(松山)
「本当は、10個以上バーディを取りたかったんですけど、なかなか自分のパッティングも決まらなかったし、4日間通して自分はあまりショットがよくなかったので、そこが原因かなと思っています」(石川)
「プレッシャーも大きかったですけど、その分いいプレーしたときの喜びも大きかったですし、自分のべストが尽くせなかった、自分のいい状態でプレーできなかったり、もっとやれたかなっていう感じはあります。でも、英樹とプレーできてたくさんのことを学ぶことができました」(石川)
14年ぶりのワールドカップ制覇を狙った松山英樹、石川遼の若きエース2人は、最後の最後まで優勝を諦めないプレーを見せてくれた。2017年、2人の“日本代表”が、そのプレーで日本を沸かせてくれることを期待したい。