こんにちは、ケンジロウです。今週は日本シリーズです。ワタシも東京に戻ってきました。
さて、今回はシャフトのお話。10月の発売以来、売れ行きが好調なフジクラの新しいスピーダー・エボリューション3、いわゆる“エボ3”です。
春先にプロツアーでプロモーションを始めて以来、プロの中でもじわじわと使用者が増えていて、男子ツアーではモデル別の使用率(757)でNo.1を獲得する試合もありました。
また女子ツアーでは569のエボ3が日本ハムレディースから閉幕まで20試合連続使用率No.1を獲得。いやー、凄いですね〜〜^ - ^
好調な理由を探る前に、まずはエボ3の特徴をおさらいしましょう。
エボ3は手元がしっかりして先が動く“エボ1”と、先が硬くて中から手元にかけてしなりを感じられる“エボ2”のいいとこどりのシャフトとして誕生しました。
つまり、手元のしなり感を残しつつ、先も弾くというシャフト。
エボ1を使っていて、もう少し手元のしなり感が欲しいなという人はエボ3がうってつけ。またエボ2を使っていて今どきのロースピンヘッドだと滑ってしまう人などには、エボ3だとやさしく球が上がるようです。
「エボ3はロースピンのヘッドと相性がいいんです」とはフジクラのツアー担当の飯田浩治さん。ロースピンヘッドで球が上がらなかったりドロップしてしまう人に、ある程度球を上げてくれてスピン量を確保してくれるエボ3とのマッチングがすごくいいようです。
「史上最高にいいマッチング」とエボ3を評価しているのが、丸山大輔プロ。丸山プロといえば、昨シーズンシード落ちをしたものの、今季はチャレンジツアーで賞金ランク2位に入り、見事前半戦の裏シードを獲得したのだ。新しいタイトリストの917D2とエボ3のマッチングが見事にはまり、45歳にして飛距離を伸ばしているというんです。
丸山プロ以外にも、手嶋多一プロ、武藤俊憲プロ、堀川未来夢プロ、チャン・キムプロ、女子では松森彩夏プロ、菊地絵理香プロら、名だたる選手が使っています。
こりゃあ早くエボ3を早く試してみたいですね。特にロースピンヘッドで飛ばないと悩んでいる方は、おすすめですよ!
写真/有原裕晶
※2016年12月1日 誤字を修正しました