コースに出ると突然出るトップやダフり。その解消法を世界の名手、ルーク・ドナルドに教えてもらった。ルークいわくポイントは「目」にあるのだとか。それって一体どういうこと?
前傾角をキープすることが何より大事だが……
突然のトップやダフりは、一流プロのルークにもあるという。そして、そんな時はスウィング中に頭が下がっていることが多いとルークは言う。
「ダフりやトップの最大の原因は、自分の体とボールとの距離が変わってしまうこと。叩きにいって上体が突っ込んだり、頭が下がったり。つまり前傾角が崩れてしまうから起こるんだ」(ルーク・ドナルド、以下同)。
前傾角を保つことは簡単なようで意外と難しいもの。そこでルークはひとつのコツを教えてくれた。
「目とボールの距離」を意識する
「目とボールの距離を変えない意識を持つだけでも結果は全然違うよ」とルーク。そして目とボールの距離を保つべきは「バックスウィング時にある」という。
「体重移動を意識しすぎると、テークバックで体が右にスライドする。そうすると目がボールからどんどん離れていくよね。そうすると、遠くなった距離をダウンスウィングで近づけようとして、前傾が崩れるんだ」。
「そうならないためにも、バックスウィングで目とボールの関係性を変えないことが大事。ポイントは右わきを開けないこと。無駄な動きをなくすんだ」。
ルークがいうように、バックスウィングで無駄な動きをなくすことができれば、アドレス通りにクラブが下りてくる。ボールと目の距離、特にテークバック時のボールと目の距離を意識して練習してみよう!
※月刊ゴルフダイジェスト2012年7月号より
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