三菱レイヨンの2017年モデル「ディアマナX」と「フブキVシリーズ」をプロ資格を持つ「みんなのゴルフダイジェスト」編集部員・中村修が最速試打レポート!

脳内リミッターを外して振りきるなら「ディアマナX」

「ディアマナX」の大きな特徴はシャフトのねじれの度合いを表わす「トルク」が非常に少ないこと。トルクが少ないとはどういうメリットがあるのだろうか? 
「球のバラつきが減るというメリットがあります。このシャフトは、高弾性のカーボンシートをふんだんに使うことで剛性感を持たせ、トルクを絞って(低くして)います。それによりヘッドのブレが少なくなるため、ヘッドスピードの速い方、しっかり振れるが球が散らばる方にはぜひ試していただきたい製品になっています」と語ってくれたのは三菱レイヨンの伊藤成就さん。

画像: 高弾性のカーボンをふんだんに搭載し低トルクで球のバラつきが少ない

高弾性のカーボンをふんだんに搭載し低トルクで球のバラつきが少ない

実際に試打してみてのファーストインプレッションは、シャフトのどこか特定の部分が”しなる”とか”走る”とかいうことではなく、全長に渡って”ハリ”があるシャフトだということ。シャフト全体がしなり、弾くような感覚だ。メーカーの説明の通り球のバラつきが少なく、安心して振れるシャフトだと言えそうだ。

画像: シャフト全体の”ハリ”と”弾き感”は振れば振るほど答えてくれる

シャフト全体の”ハリ”と”弾き感”は振れば振るほど答えてくれる

「ディアマナX」は50グラム台の「50SR」フレックスから、80グラム台の「70XX」フレックスまでラインアップされているので、ヘッドスピードに合わせて選べるのもうれしい。ちなみに私はヘッドスピード45m/s程度で試打したが、60のXフレックス、もしくは70のSフレックスがマッチした。

一般的なヘッドスピード40m/s程度であれば50グラム台のSRから試していただきたい。シャフトが余計な動きをしないので、自分のタイミングで振れば答えてくれるシャフトだ。コースで曲がりを気にせずにかっ飛ばしたい方にはぜひおススメしたい。2017年1月13日発売。

画像: ヘッドスピードに合わせて選べる50グラム台のSRから80グラム台のXXまでのラインナップ

ヘッドスピードに合わせて選べる50グラム台のSRから80グラム台のXXまでのラインナップ

シャフトがボールをつかまえて押し返す「フブキVシリーズ」

続いては大人気の「フブキ」シリーズのニューモデル。このシャフトの特徴を説明する前に、まずはインパクト付近でヘッドが加速するメカニズムをおさらいしておくと、理解がしやすい。

バックスウィングで飛球線後方に動き始めたクラブの速度はトップで一瞬ゼロになる。その後、切り返しで飛球線方向に向きを変え加速し始めることでシャフトがしなり始める。グリップ部が体の近くに下りてきた辺りでグリップ部のエネルギーがヘッドに移り、グリップが減速する。それによりしなったシャフトが元に戻ろうとする「しなり戻り」が起こり、ヘッドは加速する。

この「しなり戻り」をしっかり感じることができるというのがこの「フブキV」の大きな特徴だ。簡単に言えばシャフトが球をつかまえてくれるということで。インパクト時の「当たり負け」も感じることなくボールを弾き返してくれる。ヘッドスピードが速くなくてもシャフトに仕事をさせることで飛距離アップが望めるシャフトということになる。

画像: ラインナップは40グラム台のLITEから70グラム台のXまで

ラインナップは40グラム台のLITEから70グラム台のXまで

「インパクトでボールにヘッドが衝突する際に、わずかですが飛球線と逆方向に押し戻す力が働きます。その力が大きければボールにエネルギーが伝わらずに飛距離に結びつかなくなり、打った感触も頼りなく感じてしまいます。その感触が『当たり負け』。このシャフトは、それを防ぐような設計になっています」(前出・伊藤さん)。

衝撃に対する影響を最小限に収めるために金属のシートを搭載することでシャフトの変形を最小限に抑え、「当たり負け」を防ぐように工夫されているだとか。

画像: メッシュ状に特殊加工された金属のシートを搭載することで「当たり負け」しない

メッシュ状に特殊加工された金属のシートを搭載することで「当たり負け」しない

実際に試打してみても、切り返しで大きくしなることで、しなり戻りのタイミングをシャフトが教えてくれる。シャフトが球をつかまえてくれる役目をするから、右へのすっぽ抜けやスライスに悩むタイプにはマッチするだろう。2017年2月3日発売。

※2016年12月12日15時49分 一部内容を修正しました

キャロウェイ

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