パー3のティグラウンド。さてティアップしようとポケットをまさぐっていると、ティグラウンドに置き捨てられた折れたティが視界に入る。さてみなさん、このティ使いますか?使いませんか?
目の前には折れたティが一本。さて、どうする?
ティグラウンドの折れたティは使うか使わないか。アンケートしてみた。
「基本は使わないけど、ショートティを忘れたときは使う」(50代、男性)
「もちろん使う。探して使う。むしろ見つからないと損した気分」(30代、男性)
「使うけど、ティ部分が欠けたりしているものは使わないかなあ」(30代、男性)
「ティが折れた=ミスショットの確率が高い。縁起が悪いから使わない」(60代、男性)
「自分が打って折れたティは使うが、拾っては使わない」(50代、男性)
「使わない。なんか貧乏くさくて嫌」(20代、女性)
と、紹介した以外にも「基本的には使う」という意見がやや多かったものの、「使わない」という意見も少なくないという結果となった。
プロも「折れティ」を使ってる
プロの場合はどうか。「みんなのゴルフダイジェスト」編集部所属のプロゴルファー記者・中村修に聞いてみた。
「そもそもパー3ではティアップしない、というプロを除き、基本的にはプロでも折れたティを使うことは普通にあると思います。自分の場合は、ショートアイアンを使う場合や低く打ち出したい場合など、高くティアップしたくない場合に折れたティを使うことが多いですね」とのこと。折れたティを戦略的に利用しているというだから、さすがはプロだ。
節約にもなって、低い球を打つのにも有効な「折れたティ」。こうなると気になるのは前出のアンケートでの20代女性の回答「なんか貧乏くさくて嫌」というストレートな感想くらい、といったところだが……。