本日2016年12月13日は、リッキー・ファウラー28回目の誕生日。PGAツアーでも 抜群の人気を誇るファウラーのゴルフ人生を振り返ってみよう。

デビューして瞬く間に人気選手へと成長

リッキー・ファウラーは14歳まではモトクロス選手だったという異例の経歴を持つ。その後ゴルフに転向し、2009年にプロゴルファーに。翌2010年にはPGAツアーの新人賞を獲得し、カラフルなウェアと積極果敢なプレースタイルから一気にブレーク。一時はロリー・マキロイ、石川遼と合わせて次世代を牽引する三人衆「3R(トリプルアール)」と呼ばれた。最終日には彼の母校オクラホマ大のスクールカラー「オレンジ」のウェアを着用する。

画像: 最終日は母校オクラホマ大のスクールカラーであるオレンジのウェアを着用する

最終日は母校オクラホマ大のスクールカラーであるオレンジのウェアを着用する

マキロイと比べ、ファウラーは人気先行型と揶揄されることもあった。しかし、2015年“第5のメジャー”と呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」で優勝し、人気に劣らない実力も兼ね備えていることを証明した。

左腕にはタトゥーで祖父の名「田中豊」が彫られている

ファウラーと言えば、ミドルネームに「ユタカ」の名を持つことで有名。母方の祖父が日本人であり、祖父の名「田中豊」は、彼の左腕にタトゥーで彫られている。その祖父からクラブをもらい、ゴルフを始めたというからファウラーにとって祖父は恩人なのだ。

画像: 左上腕の内側には祖父の名「田中豊」とタトゥーで彫られている

左上腕の内側には祖父の名「田中豊」とタトゥーで彫られている

日本でも男女を問わず人気なのは、そのルックスもさることながら、日本人の血が流れているという親近感によるところも大きいだろう。

2013年からスウィングをブッチ・ハーモンとともに大改造

ファウラーは2013年から名コーチ、ブッチ・ハーモンに師事。それまでの極端にシャットフェースにクラブを上げるスウィングからハーフウェイバックでフェース面がスクェアになるように修正した。このことで、ショットの精度が以前よりも高くなり、飛距離も向上した。

“新世代ゴルファー”ファウラーも、今日で28歳。過去何度かメジャー大会で優勝争いに絡む活躍を見せたが、来年こそは優勝を果たしてほしい。

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