プロギア契約プロ7名と贅沢なラウンド
まずは参加プロを紹介しよう。男子プロは小平智、矢野東、平塚哲二の実力者3人。女子は原江里菜、森田理香子、藤本麻子、辻梨恵と、トッププロばかりが名を連ねた。イベントとしては、このうちの「誰か一人でも豪華」というレベルだ。
この豪華な7名のプロの内6名のプロと3ホールずつ交代で回れる「7名のうちの1人と3ホールだけ回れる」のではなく、「6名と3ホールずつ回れる」のだ。しかもこのイベント、参加費はプレー代含めて無料の招待企画! 大盤振る舞いしすぎでは? とこちらが心配してしまうほどの太っ腹企画なのだ。
この貴重なイベントに選ばれたラッキーなアマチュアゴルファーは12名。
「今回参加していただいたアマチュアゴルファーは、プロギアが主催する競技『RSカップ』の成績上位者と、抽選で選ばれたアマチュアの方です。一緒にプレーする中で、気さくなプロギア契約プロたちと触れ合い、楽しい一日を過ごしていただければ嬉しいですね」とプロギアの石川智一さん。
自分のラインの後ろから、プロが一緒に読んでくれる!
プロたちがアマチュアゴルファーと和気あいあいと触れ合う様子が随所で見られたのも、本イベントの特徴。辻梨恵は、グリーン上で一緒にラインを読んで、「少し下りですがアゲンストなのであんまり気にしなくていいと思いますよ」と実にプロらしいアドバイス。プロが自分のラインを読んでくれるって、なんだかとっても贅沢!
3ホール“ずつ”プレーできるのでプロとの触れ合いもほんの一瞬ではなく、じっくり時間をかけて。小平智とフェアウェイを歩きながら談笑する、なんていう機会は、当たり前だが滅多にあるものではない。
プロギアの契約プロは人柄重視という噂を聞いたことがあるが、それを裏付けるようなシーンも見られた。原江里菜は、参加者のミスショットを見て熱血指導。まるでティーチングプロのような熱心さ!
さらにはツアー屈指の理論派である矢野東も熱血指導中。参加者のミスの原因と対処法を丁寧にアドバイスしていた。「参加者に満足して帰ってもらおう」というプロたちの意気込みが、取材している側にも伝わってくる。ただ同じホールをプレーしているだけではない、「共にゴルフしている」空気感は、なんとも言えずいいものだった。正直に言えば、うらやましいの一言だ。
平塚哲二は、同伴者のナイスショットに思わず笑顔。自分のショットをプロに褒められる。そんな些細なことでも、アマチュアにとっては一生の思い出になるものだろう。
パー3ホールではニアピン対決。プロより近くに乗せたらプレゼントをゲット。これまた、プレゼントをもらえるのも嬉しいが、「プロより近くに乗せた」という事実が勲章になろうというもの。ついつい力んじゃいそうだが、それもまた一興だ。
3ホール終了後に記念撮影。藤本麻子も笑顔でチーズ! いかがだろうか。これだけプロとの「距離感」の近いイベントはなかなかないと思わずにはいられないのではなかろうか。こんなことならRSカップに出ておけばよかった!
楽しいラウンドが終わったらパーティで記念品をプレゼント
ラウンド後のパーティでは、プロ達のサインボールに、その日の朝に撮ったばかりの記念写真を額装してプレゼント。これぞプライスレス、特別な思い出になったのは間違いない。
「贅沢過ぎるイベントですよ。舞い上がってしまって、楽しすぎて、一日があっという間でした。来年もまた参加したいですね!」と参加の船越秀人さん。他の参加者もみんな一様に大満足の表情を浮かべていた。
昨年から始まったプロギア主催のファンとの交流イベント「RSカップスペシャルラウンド」は来年も実施予定だそう。普段はトーナメントでしか見られないプロと触れ合うイベント、来年こそは絶対参加(応募)したい!