ナイッショー! と放ったボールが盛り上がった土の上に。も、モグラが穴を掘った跡! いや〜、まいった……っていうか、こんな時どう正しい処置すればいいんだっけ!?
モグラの掘った跡がプレーに影響する場合の救済処置は?
コースには様々な生き物が生息していて、プレーに影響を及ぼすこともある。モグラなど「穴掘り動物」による障害は救済を受けられるケースになる。穴掘り動物というのは自分の住みかや隠れ場所用に穴を掘る動物のことで、モグラのほかにウサギやモグラネズミ、地リス、サンショウウオなどが含まれる。こうした動物たちが作った穴や、掻き出した土、その通り道などにボールが止まった場合、ルール上、ボールが「異常なグラウンド状態」にあると認められ、無罰で救済を受けることができる。ただし、穴掘り動物でない動物(たとえば犬)が掘り返した穴や、掻き出した土は「異常なグラウンド状態」ではないので、注意が必要だ。
ルールクイズの正解は”B”。無罰で救済を受け、障害を避けられるピンに近づかない二アレストポイントから1クラブ以内にドロップできる。