ツアープロの母親のキャディを務めるゴルフ未経験の息子(日曜)の言葉がゴルファーの胸に突き刺さる! 伝説のゴルフ漫画『カラッと日曜』より、ゴルフを変える日曜語録を抜粋しよう。今回は、メンタルなスポーツならではの「セルフトーク」のお話。
あーあ。ミス。こんなとき、自分にどんな声をかけてますか?
「なんで自分の敵に自分がなんなきゃいけないの?」
ミスをして「やっぱりね、ミスをすると思ってた」。パットを外して「しょせん自分はこんなもの」。ゴルファーならつい口をついてしまうネガティブな“セルフトーク”だが、「それになんの意味があるの?」と少年キャディは問う。
ゴルファーは、ミスをするとついつい自分を責めがち。でも、自分を責めたって急に上手くなるわけじゃないし、ただ自信を失うだけ。ただでさえゴルフはメンタルが重視されるスポーツなんだから、はっきり言って百害あって一利なしだ。
言葉の前に、「ラッキー!」をつけてみよう(強引に)
たとえばこう考えてみよう。OBや3パットを打ったらそこで試合終了。だとすれば、その一打は取り戻せない。しかし、ゴルフにそのようなルールは存在しないので、すべてのミスショットは必ずや、いつかどこかで取り返せる。
ミスをしたら、嘆く前に「ラッキー!」と口にしてみよう。その一言が、次のショットに、次のホールに、あるいは次のラウンドに、前向きな気持ちで臨ませてくれるはずだから。