PGAツアー日本公式サイトでは、2015-2016シーズンの「ショット・オブ・ザ・イヤー」をランキング形式で紹介している。今回は6位にランクインしたジェイソン・ダフナーのアプローチショットを紹介しよう。
岩の上から、あわやチップインバーディのスーパーアプローチ
スーパーショットが生まれたのは「キャリアビルダーチャレンジ」最終日の17番パー3ホール。首位をキープしていたジェイソン・ダフナーは、ティショットを放ったがグリーンをとらえられず。
グリーンをとらえなかったどころか、グリーン横の岩が密集するエリアにボールがこぼれた。
まさかの事態に、ダフナーも困惑。
しかし、厳しいライではあるものの、逆に岩があったからこそ池に入らず、ライもかろうじて打てる模様。
ダフナーがこのライから選択したのはエクスプロージョン気味のアプローチショット。
さすが、ナイスアウト! のみならず、ボールはコロコロとピンへ寄っていく。
まさか……!
‼
残念‼ 惜しくも、カップインはならず。あわやチップインバーディのスーパーショットで、ダフナーは楽々パーセーブ。
この大会プレーオフの末、3年ぶりの優勝を決めたダフナーはこの時のショットについて、「入るかと思った」と惜しがったが、この一打が優勝に大きく貢献したことはいうまでもない。人気者のジェイソン・ダフナー、さすがのプレーでギャラリーを魅了してくれた。