世界で一着の「チャンピオン・ジャケット」
プーマゴルフとウェア・シューズ契約をし、今季最後まで賞金王争いで男子ツアーを盛り上げた谷原秀人がシーズン終了報告のため東京本社を訪れた。
そこで李 孝(り たかし)社長よりサプライズプレゼントとして、谷原のために作られたという世界に1着だけの「プーマゴルフ特製 チャンピオン・ジャケット」が贈呈された。谷原にとって思いがけないクリスマスプレゼントになったようだ。
このジャケットは、プーマゴルフのツアーレップ・梅宮研二氏の発案でカリスマスタイリスト桐原三恵子のプロデュースにより極秘製作されたもので、エンブレムには「2016 PGA Championship WINNER」と印されている。
谷原とプーマゴルフの契約は2016年で10年目。その節目の年「日本プロ」での勝利は、谷原にとってもプーマゴルフのメンズウェアにとっても“メジャー初優勝”。それを記念しての“ウィナーズジャケット”というわけだ。
「今シーズンは開幕直後は調子が悪かったですが、早い段階でスウィングやクラブを調整できたことで復調し、その後はシーズン末まで好調を維持できました。最終的に賞金王には届かず、(賞金ランク)2位という結果でしたが、自分としては充実した1年を送れたと思います」(谷原)
谷原は2017年は年明けからすぐに実戦で始動。ハワイで開催されるソニーオープンを皮切りにアジアでのトーナメントに出場し、その後もまだ決定ではないものの、オーストラリア・メキシコ・アメリカと渡る予定だという。
「目標は、2007年以来出場していないマスターズ! 当時はドローボールを要求されるオーガスタ(マスターズ開催コースのオーガスタナショナルGC)に苦汁を舐めさせられましたが、今はドローもフェードも両方打てるし、もう一度あの舞台で戦ってみたい気持ちが強い」(同)
と熱のこもった抱負を述べた。2017年も男子ゴルフ界を牽引していく選手のひとりになるであろうことは、間違いなさそうだ。