朝イチみぞれのこの日。こんな寒さに耐えられるのか……
朝起きて外を見ると、雨……というよりみぞれ。今朝の最低気温はマイナス1度というこの日、ウェアミシュランのラウンドだ。あれだけ暖かいと言っているんだから大丈夫という気持ちが半分、今回スカートだけど本当に大丈夫か? という気持ちが半分という複雑な気持ちの中、コースへ向かった。コースに着くとみぞれはやんでいた。
今回試してみたのは、森田理香子プロ、今平周吾プロが着用の“アンパスィ”から出ている「光電子ウェア」というもの。繊維の一本一本に、煙よりも小さな高純度のセラミックス微粒子が練りこまれており、体から出る遠赤外線を効率的に吸収して放射。自然で快適なぬくもりも生み出すことができるという。
この日の調査場所は千葉。この日の最高気温は10度を下回って9.9度で最低気温は-0.4度。インナーにはユニクロのヒートテックを着用し、その上には同じくアンパスィの“ホットレイ”という素材を使った、保温性が高くソフトな風合いのセーター。そしてその上にホットレイと電子ウェアのテクノロジーが搭載されたワンピース。
ワンピースなので、レギンスに加えて足元を冷やさないレッグウォーマーも着用した。このレッグウォーマー、中がボアになっていてかなりぬくぬく。普段のラウンドではパンツスタイルが多い私だが、これならスカートを履いていても暖かく、個人的にはすごく気に入った。
「光電子、本当にイケるのか」という朝の不安はロッカールームで着替えて外に出た時に消え去った。外に出ても「寒くない」のだ。
ちなみに一緒に回ったゴルフ女子も頑張ってレギンスにスカートを着用していたが、終始ガタガタ震えていた。着用した感じは「軽く暖かい」。特にワンピース部分の上半身と、スカート部分の中綿部分だ。
よくよく見れば、ワンピースのセーター部分にはホットレイが、スカート部分には光電子のテクノロジーが使われているということで、その暖かさは納得のものだった。
ワンピースの腕が半袖ということもあり、スウィングの邪魔にならずに快適にラウンドできた。動けば動くほど暖かさが増して、そのうちワンピースのチャックを途中まで下げてのラウンドとなった。ちなみに隣ではもうひとりのゴルフ女子が震えていたので、これはウェアのおかげと言わざるを得ない。
冬のラウンドはパンツスタイルでダウンを着ないと厳しい、という私の先入観を見事に覆してくれた光電子。ゴルフウェアの目に見えない技術をどんどん体験し、これからもリアルな声を皆様にお届けしたい。