手作り生姜紅茶は超カンタンで効果バツグン!
飲む生姜と言えば生姜紅茶。この時期になると“生姜紅茶”という名前で販売もされていたりするが、この生姜紅茶の一体何がいいのか、生姜パワーを利用した健康法に関する著書が多数ある、石原新菜先生に聞いてみた。
「生姜には殺菌作用があるので、風邪の予防には最適です。楽しみにしていたラウンドを風邪で台無しにしないように日頃から続けて飲みましょう。飲むのは1日に3~6杯くらいがいいと思います。朝、昼、夜など習慣づけて飲むのにプラスして、思い立ったら飲むのがおすすめですよ」
また、この効果以外にも、血流を高め熱を作るため代謝が良くなりダイエット効果もあるし、胃腸の壁を刺激するため便秘改善効果もあるという。これは試さない訳にはいかないぞ!
作り方は超カンタン。紅茶を入れて、ティスプーン1杯の生姜と黒糖を適量入れるだけ。黒糖が苦手の方ははちみつでもOK。以上だ。
こんなに簡単ならやらない理由もないが、そこで疑問が浮かぶ。
「紅茶とひとことで言っても、一体どの紅茶が一番合うのだろう……」
ということで、編集部のルーキーAがスーパーでも手に入るコチラの4種類で作った生姜紅茶で飲み比べをしてみた。左からプリンス・オブ・ウェールズ、アールグレイ、ダージリン、セイロン・オレンジ・ペコだ。
カンタンに説明をすると、プリンス・オブ・ウェールズは蘭の花のような上品な香りが特徴。アールグレイは柑橘系の香りをつけたフレーバーティー。また、コンビニなどで“紅茶”として売られているものはほとんどがダージリン。最後にセイロン・オレンジ・ペコはクセがなく、ミルクティやレモンティでもよく合う。
生姜は出来れば皮ごとすって入れたいところだが、面倒くさい人はチューブの生姜でも代用可能だ。また、最初は生姜のピリピリ感や香りがキツく感じる人もいるかもしれないので、ティースプーン1杯で。生姜の香りが強いのが苦手な方は、黒糖を多めに入れるか生姜を少し減らしてみよう。
それでは、いざ、実飲!
プリンス・オブ・ウェールズ→正直あまり期待していなかったが、生姜のピリピリ感と上品な香りがマッチ! どちらかが強く主張することもなくお互いにいいところを引き立てあっている。
アールグレイ→柑橘系の香りと生姜の香りがピッタリ。何の違和感もなく飲める。むしろ新しい飲み物のような自然さで、この4種の中では一番合っていたと思う。
ダージリン→ザ・紅茶なので合うかと思いきや、生姜の香りがダージリンの渋みを引き立てているように感じた。思ったほどではなかったが、紅茶の渋みが好きな人には好まれそうだ。
セイロン・オレンジ・ペコ→いい意味で普通。ダージリンほどではないが、適度な渋みが心地いい。
ということで、1番合うと感じたのはアールグレイだった。最後に、生姜紅茶を飲んでみた感想としては、すぐに喉と体が温まってくるのを感じる。体が目覚める朝の飲みモノとしてもピッタリだし、ポットに入れてラウンドに持ち歩くのも寒い冬ゴルフのお供としておすすめだ。ぜひ、お試しを!