メジャー2勝で2016年にシニアデビューを果たしていたジョン・デーリーが米シニアツアー「インスペリティ招待」で嬉しいシニア初優勝を遂げた。その手に握られていたのは……“縦溝”ドライバー!?
大統領もツイッターで「おめでとう」
2016年から米シニアツアー(PGAチャンピオンズ)に参戦していたジョン・デーリーが初優勝を遂げた。早速、仲のいいドナルド・トランプ大統領が祝福の“ツイート”。
「大いなる勝利おめでとう! ジョンは決してあきらめないグレートガイ、そして再び勝者となった!」とその勝利を讃えた。
デーリーの大会を通じてのドライバー平均飛距離は299.0ヤード(出場選手全体の平均は293.8ヤード)。シニアになっても相変わらず飛ばしてるデーリーだが、その手には2017年シーズンから珍しいドライバーが握られている。それがデーリーが今年から契約するバーチカルグルーブ(縦溝)ドライバーだ。
「『バーチカルグルーブ(縦溝)ドライバー』 をゴルフバッグに追加して以来、ボールをより遠くへ、まっすぐに打つことができている。以前よりフェアウェイをとらえているし、インパクトの音が素晴らしい。バーチカルグルーブのテクノロジーを活用することで、2017年のツアーでの大きな成功に期待しているよ」
そう発言していたデーリーだが、真っすぐ飛ぶというのも当然、溝が縦なのは曲がりを抑えるためなのだ。メーカーの説明によると、フェースに刻まれた縦の溝は、インパクト時にボールのサイドスピンを軽減してくれ、それによりストレートな弾道が出やすいというのだ。
インスペリティ招待でのフェアウェイキープ率は42.86%と決して高くはなかったが、その飛距離で勝利を手繰り寄せた。
珍しい縦溝ドライバーと、現職大統領からの応援という頼もしい味方を得たデーリーの、ますますの活躍を期待したい!