
クラブ選びの基準は「見た目の印象」
ドライバーは「ストレートフェース」、アイアンは「シュッとしたヘッドとポテッとしたヘッドの中間」、UTは「小ぶり」がそれぞれ好みだと話す永峰咲希。クラブ選びは、とにかく見た目の印象を大事にしているという。

自然と真っすぐ構えられる座りのよさが気に入っているドライバー「テーラーメイド グローレF」
「ドライバーは左右どちらかに飛ぶイメージが出てしまうものは違和感があります。また、構えたときのヘッドの座りのよさも大事です。座りがいいヘッドは、球が上がってくれるイメージが出て、余分な力が入らなくなります。だからナイスショットの確率が上がるんです」
理想のドライバーと出会えたことが、昨シーズンの彼女の躍進につながったのだろう。さらには「見た目がしっくりくるおかげで、不安なく振り切ることができます。自分のイメージよりもキャリーがでるので、飛距離のアドバンテージが生まれました」と絶賛している。
私にとっての3Wは「狙うクラブ」

2オンが狙えると信頼を置く3W「テーラーメイドM2」。3Wながらロフトの数字は16.5度と大きめ
「距離が出て、ある程度球もしっかり上がってくれるものでないとダメ」と言うのが3W。彼女にとっての3Wは、『狙う』クラブなのだ。「16.5度であれば、5Wと同じように球が上がり、5Wよりも飛距離が出ます。パー5で2オンをねらったりする時に大きな武器になっています」と絶大な信頼を寄せているようだ。

払うよりも打ち込むタイプなので、小ぶりなヘッドが好みというUTはいずれも「テーラーメイド グローレF」
2017年はさらなる躍進が期待される永峰咲希。今後の活躍にも注目したい。

永峰咲希(ながみね さき)
2014年プロ入り、2016シーズンはトップ10入り8回と飛躍の1年に。初優勝への期待がかかる。158cm・58kg
(週刊ゴルフダイジェスト1/31号『pro's spec』より)