PGAツアー、ファーマーズ・インシュランス・オープン最終日、石川遼がパー5の18番ホールで観客を魅了した。98ヤードから振り抜いたショットはピン奥に着弾すると、鋭くバックスピンがかかり、そのままカップへ。驚異のイーグルの一部始終を、PGAツアー日本公式サイトが報じていた。
インスタートなので、9番目のホールとして18番を迎えた石川。残り98ヤードから、ピタッと寄せてバーディを奪いたい場面だ。
映像だとややハッキリしないが、フェースローテーションを抑えたいわゆる「ライン出し」ショットをしているように見える。100ヤード前後のショットは、石川遼の得意距離だ。
舞い上がるボール。飛んでいく姿からも、鋭いスピンがかかっていることが連想される。
画面右下にある小さな影が、ボールの落下地点。ピンまでは10ヤードほど離れているだろうか。ここからがすごい。
鋭いスピンがかかったボールは一直線にピンへ。初めからラインに乗ってる状態だ。
そして見事、カップイン! ナイスイーグル! このスーパーショットを契機に、石川は6アンダーまでスコアを伸ばし、20位Tでホールアウト。大きな手応えを得る一戦となった。