1~2メートルのパットはスコアに直結するが、ショートパットがなかなか決まらないことないだろうか。今回は、ショートゲームの専門家である石井忍プロに、ショートパットのレッスンをしてもらおう。

右足前まで真っすぐヘッドを引く

「カップまでの距離が3歩未満のショートパットでは、距離感よりも、狙ったところに真っすぐ正確に打ち出すストロークが重要です。そのためには、どう構え、どうストロークするかを自分のなかでシステム化しておくことが大切です」(石井、以下同)

画像: 右足前まで真っすぐヘッドを引く

「ボールを真っすぐ打ち出すためには、ヘッドを極力真っすぐ動かすのが理想です。とくに大事なのは、始動の15センチ。ショートパットはこの15センチにかかっているのです」

練習はヘッド幅に二本、トゥ側15センチに一本のティペグを刺す三刀流だ!

アドレス時のヘッドの幅に2本、トゥ側の15センチ後方にもう1本ティペグを刺し、ヘッドが当たらないように球を打ってみよう。

画像: 「フェース面をボールに向けたまま、真っすぐ真後ろにヘッドを引きます」

「フェース面をボールに向けたまま、真っすぐ真後ろにヘッドを引きます」

真っすぐ真後ろにヘッドを引くことができれば、インパクトで狙ったところに確実に打ち出しやすくなる。ショートパットでの取りこぼしはスコアメークの大敵。一度、チェックしてみるのが良さそうだ。

「考えないアプローチ」(ゴルフダイジェスト新書)より

写真/姉崎正

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