多くを語らず素材で勝負!サカイのsansaqua(サンサカ)ゴルフバッグ
戦闘機からスペースシャトル、F1に至るまで、極限の世界で活躍し続けている繊維素材のカーボン。格子状に黒く光る硬派なデザイン性に男心はくすぐられるはず。そんなカーボン素材を44年間にわたって研究から開発、製造と一貫して行ってきたサカイ産業がゴルフ界に参入。そして手がけたのがこのキャディバッグだ。
![画像: 白と黒のカラーはもはや芸術品の粋である。バッグの重さは4.4キロと軽い](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/23/c7fc0e7328977a0719b100621b92cd1be576d6a8.jpg)
白と黒のカラーはもはや芸術品の粋である。バッグの重さは4.4キロと軽い
見た目だけじゃない、本物のカーボンを使用しているならではの軽さと堅牢さ。また、カーボンを塩ビフィルムでラミネートしているので表面に独特の艶感が出ている。
バッグ自体のデザインと製造を行ったのは、45年間にわたってオーダーメイドのキャディバッグを作り続けてきた老舗メーカーの考英舎。ひとつひとつ“手作り”で仕上げられるこだわりの逸品ゆえに使い勝手も申し分なし。
![画像: 前ポケットは保温性があり温かい飲み物を入れるのに最適](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/23/020a7952fb1b58db4edca264b32ea56e098baff2.jpg)
前ポケットは保温性があり温かい飲み物を入れるのに最適
“素材”も“作り”もホンモノ。それを象徴するのが一切ロゴを入れてないシンプルさにある。キャディバッグというと、ロゴや刺繍といった装飾が入っているのが大半。けれど「素材の良さを味わってほしい」というこだわりによって、極力シンプルに仕上げられているのがポイント。一点一点手作りの受注生産ゆえに刺繍を入れることも可能だが、やはり作り手の思いを酌んでシンプルイズベストで味わっていただきたい。
![画像: チェック柄の裏地の処理も細かい気配り](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/23/46da7928b7098b5f4475002c5ab8a648be34f2ef.jpg)
チェック柄の裏地の処理も細かい気配り
価格は12万円と決して安くはないが、一生モノと思えば高くはない。他にも4色のバリエーションがあるのも魅力。ワンランク上のキャディバッグを探しているなら、サカイのカーボンシリーズ「サンサカ」をぜひ手にとってもらいたい。
(月刊ゴルフダイジェスト3月号「ギア図鑑vol.38」より抜粋)