月刊ゴルフダイジェストで連載中の「迷わず“コレ”でしょ!! ギア図鑑」から“男前”なキャディバッグをご紹介。ロゴなどがないシンプルな見た目だが、カーボン(炭素繊維)素材を使用しているので軽くて頑丈! それだけじゃなく、日本製で1点1点ハンドメイドで仕上げられている。随所に気配りがされているキャディバッグは一生モノだ。
多くを語らず素材で勝負!サカイのsansaqua(サンサカ)ゴルフバッグ
戦闘機からスペースシャトル、F1に至るまで、極限の世界で活躍し続けている繊維素材のカーボン。格子状に黒く光る硬派なデザイン性に男心はくすぐられるはず。そんなカーボン素材を44年間にわたって研究から開発、製造と一貫して行ってきたサカイ産業がゴルフ界に参入。そして手がけたのがこのキャディバッグだ。
見た目だけじゃない、本物のカーボンを使用しているならではの軽さと堅牢さ。また、カーボンを塩ビフィルムでラミネートしているので表面に独特の艶感が出ている。
バッグ自体のデザインと製造を行ったのは、45年間にわたってオーダーメイドのキャディバッグを作り続けてきた老舗メーカーの考英舎。ひとつひとつ“手作り”で仕上げられるこだわりの逸品ゆえに使い勝手も申し分なし。
“素材”も“作り”もホンモノ。それを象徴するのが一切ロゴを入れてないシンプルさにある。キャディバッグというと、ロゴや刺繍といった装飾が入っているのが大半。けれど「素材の良さを味わってほしい」というこだわりによって、極力シンプルに仕上げられているのがポイント。一点一点手作りの受注生産ゆえに刺繍を入れることも可能だが、やはり作り手の思いを酌んでシンプルイズベストで味わっていただきたい。
価格は12万円と決して安くはないが、一生モノと思えば高くはない。他にも4色のバリエーションがあるのも魅力。ワンランク上のキャディバッグを探しているなら、サカイのカーボンシリーズ「サンサカ」をぜひ手にとってもらいたい。
(月刊ゴルフダイジェスト3月号「ギア図鑑vol.38」より抜粋)