新開発の「マイクロヒンジ・インサート」によりインパクト後ボールにすぐに順回転がかかり、結果として方向性や距離感が安定するというオデッセイの新製品「O-WORKS」。ラインアップされた11モデルすべてをプロ資格を持つ「みんなのゴルフダイジェスト編集部員」中村修が試打し、11回に分けてその性能をレポートする。9回目は、ネオマレット形状にセンターシャフトを組み合わせ、操作性を高めた「R-ラインCS」の登場!
センターシャフトならでは、グリップエンドでボールを打つような操作感
「練習グリーンで転がして、コースでも使ってみましたが、いいですね〜このパター」と笑顔を浮かべる試打者・中村修。どうやら、今回テストしたO-WORKSの11モデルの中でもこの一本が気に入ったようだ。
![画像: センターシャフトならでは、グリップエンドでボールを打つような操作感](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/03/07/a9101e3d9c6df791d37e50024a78cd8c89872d2f_xlarge.jpg)
「まずいいのは構えたときの顔。ヘッド中央の白い帯と赤いラインはボールの幅より少し狭くなっていて、ボールを打ち抜くイメージが出ます。そして、その帯にシャフトが差さっているので、なおさらその印象が強調されています」(中村)
中村は、その印象を「シャフトの先端やグリップエンドでボールを打つ感覚」と表現。これはセンターシャフトでしか味わえない感覚だという。O-WORKSのラインナップのなかで、センターシャフトはこのR-ライン CSのみ。このパターでしか味わえない感覚だ。
![画像: イメージ的には写真下の、グリップエンドで打っているような操作感。自分でパターの挙動をコントロールしやすい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/03/07/1a44800d6464a315bd54bc290305fa19f36249f8_xlarge.jpg)
イメージ的には写真下の、グリップエンドで打っているような操作感。自分でパターの挙動をコントロールしやすい
意外と少ない「やさしいセンターシャフト」だ
「このパターがいいのは、センターシャフトならではの操作感と、フェースのどこにボールが当たったかがすぐにわかるフィードバックの良さに加えて、丸くてワイドなヘッドがやさしさをプラスしてくれている点。やさしく使えるセンターシャフトは選択肢の幅がそう広くはありませんから、非常にありがたいですね」
![画像: シャフトの延長戦でボールを打ち抜くイメージが湧いてくる。フェースのどこでボールをとらえたかが手に伝わってくるのも魅力だ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/03/07/a6a2249acc8d8c87d85a7d69c39b80a3d019a489_xlarge.jpg)
シャフトの延長戦でボールを打ち抜くイメージが湧いてくる。フェースのどこでボールをとらえたかが手に伝わってくるのも魅力だ
センターシャフトというと、難しいとか上級者向けといったイメージがあるが、このパターに関してはそんなことはなく、「気軽に使えるセンターシャフト」という印象。ショートパットをゆるめずにしっかり打ちたい人には、特におすすめだ。