4時間煮込んだ“ソーキ”は箸でほぐれる軟らかさ。豚とかつお節のスープも美味
琉球GCといえば女子ツアーの開幕戦、ダイキンオーキッドレディスの舞台。みんなのゴルフダイジェスト編集部でも取材に行き、気合十分の女子プロたちの話をたくさん聞くことができました。
そして、沖縄にきたら昼食はこれで決まり! ズバリ「ソーキそば」です。
ソーキそばは、1975年に誕生したとされる沖縄の郷土料理。豚のダシをベースにしたスープに、幅広のそばを合わせ、かまぼこに紅生姜、小ネギといった具をトッピング。そこに豚のスペアリブの煮込み(ソーキ)を載せたものだ。
ここ琉球GCのソーキそばは、4時間煮込んでホロホロに軟らかくなったソーキが、豚骨とかつお節でとられたスープの中にドーンと鎮座した存在感溢れる一杯となっている。ちなみに、こちらも沖縄の郷土料理である炊き込み御飯「ジューシー」がセットになっているから、ボリューム的にもバッチリだ。
食べてみると、まずはなんといってもスープの味に癒される。黄金色に澄んだスープは雑味ゼロ。昨今流行りのド派手な味のラーメンに比べると地味だが、それだけに飲んでも飲んでも飲み飽きない、やさしい味が胃と心に嬉しい。癒し系だ。
麺は幅広の縮れ麺。スープによく絡んで、食感もいい。材料は小麦粉だが、ちょっとベトナム料理のフォーを思わせもする、エキゾジチックさを感じる麺だ。
そしてなんといってもこのソーキ。ソーキの骨を入れるための皿が付いているだけあって、女性の握り拳くらいの大きさの豚肉のスペアリブ部分がドン! と盛られている。しかもこの肉、箸で容易にほぐれるほど軟らかい。当然だが、麺にもスープにも合う。うまい!
トーナメント取材中、沖縄そばは複数の店舗で試してみたが、琉球GCの味は専門店にも引けを取らない美味しさであった。琉球GCを訪ねる際は、「ソーキそば」オススメだ!