2017年3月17日に開幕するPGAツアー「アーノルド・パーマー招待」。“パーマーの庭”とも呼ばれるこの試合に、リッキー・ファウラーは特別なシューズで臨むようだ。世界に2足しか存在しないというそのシューズは、パーマーを称えるものだった。
「アーニーのために、なにかをしたかったんだ」
2016年にパーマーがこの世を去って初めての開催となる今回の「アーノルド・パーマー招待」。パーマーの葬儀にも駆け付けたファウラーは、この試合に特別なシューズを履いて臨む。その写真がプーマゴルフのHPに載っている。
パーマーの写真が全面にプリントされたこのド派手なシューズは、この世に2足しか存在しない。ひとつはファウラーがコースで履き、リッキーのサインが入ったもうひとつは、チャリティオークションに出品されている。すべての収益はパーマーが設立した慈善基金団体へ寄付されるという。
このシューズには、「アーニー(パーマーの愛称)と知り合い、友達と呼ぶことができたのは名誉なこと。彼のために何かをしたかった」というファウラーの気持ちが込められている。
実際にシューズを手にしたファウラーはtwitterに、「伝説は永遠に死なない。今週、このシューズが手元にあることは名誉なことだよ」(※要約)と投稿している。
また、PGA TOURの公式twitterもこのことを取り上げ、「あなたは至る所でアーニーの足跡を見ることができるはずだ」としている。
また、気になるオークションもすでに始まっており、2017年3月6日14時21分現在、日本円で約114万円もの高値が付いている。
パーマーがゴルフ界にもたらした偉大な足跡は、その死後もなお、続いていくのかもしれない。