国内女子ツアー第4戦「アクサレディスinMIYAZAKI」でトップと4打差の7位タイから出た若林舞衣子がホールインワンを含む「66」と爆発。逆転で5年ぶりのツアー3勝目を挙げた。そのスウィングを、みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が解説!

切り返しでの「フォールダウン」を真似したい

若林プロのスウィングで、とくに素晴らしいと思うのはトップからの切り返しです。下の写真を見るとわかるように、切り返しで手元が真下に落ちています。これは“フォールダウン”と呼ばれる動きで、上体や腕で打ちに行っていない証拠です。皆さんもスマホなど動画で確認するときは切り返しをよく見てみましょう。

画像: 切り返しで手元が落下する”フォールダウン”の動きに注目。切り返しで手元が真下に落ちている反面、クラブヘッドはバックスウィング方向へと動き続けている

切り返しで手元が落下する”フォールダウン”の動きに注目。切り返しで手元が真下に落ちている反面、クラブヘッドはバックスウィング方向へと動き続けている

体の回転で打つから安定

極上の切り返し以降は、積極的に体を回して打っています。ボールに合わせる動きが入ると体の回転が止まって手打ちになりやすいものですが、シンプルに体の回転で振り抜けているため、ボールにエネルギーがしっかりと伝わり、それが飛距離につながっています。頭の位置がビハイドザボールを守っている点も素晴らしいですね。

画像: 腰はフルターン、上体もボールを押し込むように回っている

腰はフルターン、上体もボールを押し込むように回っている

28歳とまだまだ若い若林プロ。これからますますの活躍が期待できそうです。

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