世界ランク2位が選び抜いた最強セッティング

ナイキ時代からがらりと変わった14本。パターはブレード型からマレット型に変更
【1W】キャロウェイGBBエピック サブゼロ(9度)/三菱レイヨン クロカゲシルバーXT70(TX)
【3W】キャロウェイGBBエピック(13.5度)
【5W】キャロウェイGBBエピック(18度)
【4I~PW】キャロウェイ エイペックスMB
【AW】ボーケイSM6 Fグラインド(52度)
【SW】ボーケイSM6 Sグラインド(56度)
【LW】ボーケイSM6 Mグラインド(60度)
【PT】オデッセイ プロトタイプカスタム
【BALL】タイトリスト プロV1x
現在、世界ランク2位のローリー・マキロイは、当然ながらマスターズ優勝候補の一人。世界トップクラスの飛距離を支えるのが、高弾道&低スピンのドライバー、キャロウェイ「GBBエピック サブゼロ」だ。FWもエピックシリーズで揃え、アイアンはキャロウェイのマッスルバッグをチョイス。契約フリーのマキロイが、納得のいくものを取り揃えたのがこの14本だ。

米欧両ツアーに股をかけ、12年には史上2番目の若さで世界ランク1位に。2016年のフェデックスカップ年間王者
ビッグキャリーでさらに飛距離が伸ばせる

スリーブを見ると、ロフトを1度立てている(実質8度)。飛ばしへのこだわりがみえる
表示9度のロフトを1度立てた(実質8度)設定で、シャフトはクロカゲの70グラム台。これで、高弾道のドローボールを叩き出す。

叩けるイメージが湧く顔つき
‟地面の反力”を活かしてスピードを出すマキロイのハイドローには、強く振っても左に行かない「GBBエピック サブゼロ」との相性がバッチリ合うということだろうか。2011年、最終日に突如崩れて優勝を逃してから6年。今年こそ、の機運は高まっている。

「クロカゲ」の中でもハードなタイプ。振りにいっても暴れない
FWは「GBBエピック」でそろえる

「GBBエピック」を使用
3W、5Wは「GBBエピック」を使用。ウッド系はすべてGBBエピック。ボーケイの3本セットは4度刻み。かつて使っていただけに使い慣れたモデルといえる。

かつて使い慣れた「ボーケイ」はソールの形状の異なるものをロフトに応じて組み合わせている
アイアンは、マイルドな打感と抜群の操作性をもつ光沢を抑えた渋めのマッスルバック。ボールはスピン量を抑えたプロV1xを選択。

操作重視!クラシカルなマッスルバック
マキロイが2017年のマスターズに優勝すれば、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤー、タイガー・ウッズに次ぐ、史上6人目の「キャリアグランドスラム」を達成。今年のマスターズはマキロイの偉業達成に大いに期待したい。