メジャー出場74回目にして初のメジャータイトルを獲得した、セルヒオ・ガルシア。その手にはどんなクラブが握られていたのか? ‟神の子”ガルシアの14本を見ていこう。
37歳になった「神の子」がメジャー初優勝した14本
【1W】テーラーメイドM2(9.5度)/三菱レイヨン クロカゲ80(TX)
【3W】テーラーメイドM1(15度)
【5W】テーラーメイドM1(19度)
【3I~PW】テーラーメイドP750ツアープロト
【AW】テーラーメイド ミルドグラインド(52度)
【SW】テーラーメイド ミルドグラインド(58度)
【PT】テーラーメイドTPコレクションJUNO
【BALL】テーラーメイドTP5
こちらが、セルヒオ・ガルシアのセッティング。飛距離と方向性を兼ね備えたテーラーメイド「M2」と、FW2本にウェッジ2本というクラシカルな番手構成になっている。
タメの強さを活かすテーラーメイド「M2」
ガルシアのテーラーメイド「M2」は、9.5度の「スタンダード」のポジション。
飛距離と方向性の高さは、PGAツアーの「トータルドライビング」でトップ争いをしていることからもわかる。ガルシアは、現在「トータルドライビング」3位。
シャフトは80グラム台の重めのシャフト。そのわけは、ダウンスウィングでのタメの強さ。シャフトの重みを活かしてコック&リリースがしやすいし軌道が安定するからだ。ボールは打感が柔らかい「TP5」ボールをチョイスしている。
2017年のマスターズは、ガルシアの優勝で幕を閉じた。最終日は、(スペインの大先輩である故・)セベ・バレステロスの誕生日。故国の英雄、セベに捧げる勝利になった。