こんにちは! ビギナー編集Aです。コースに出ると色とりどりの“杭”がありますよね。白・黄色・赤・青の杭の区別、あなたはちゃんとわかりますか? 白い杭はOB杭として馴染み深い(?)ですが、間違えやすいその他3色の杭で問題です。
3色の杭の意味は?
修理地ってなに? ハザード? ラテラル? なんのこっちゃ! と思ってもご心配なく。回答すると、詳しい説明が表示されますよ。
正解は3番の「赤→ラテラルウォーターハザード、青→修理地、黄→ウォーターハザード」。ウォーターハザードというのはコース内の池、小川、海、ダム、排水溝などのこと。「水、危険!」ということだ。
ただのウォーターハザードは黄色杭です。黄色杭や黄色線で囲まれた区域内は水があろうとなかろうとウォーターハザード。1打罰で救済可能です。
ではラテラルウォーターハザードとは一体何なのでしょうか?
ラテラルウォーターハザードとは、救済ルールによって後方にドロップできる場所がないウォーターのハザードのこと。「ラテラル」というのは「側面の」という意味。赤杭や赤線で表示されていて、1打罰で救済可能です。
ドロップというのは、プレーヤー本人が、垂直に立って腕を肩の高さまで地面と水平に伸ばし、その高さからボールを落とすこと。体の向きや腕の方向は自由です。
さて、どちらの杭も正しい処置はご存じでしょうか? ここが大事なポイントでもあります。まずはどちらも打てる状況であれば無罰でそのままプレーできます。ただ、杭の中での地面や水に触れると2打罰なので注意ですよ。
ウォーターハザードでの選択肢は2つ。
【その1】前に打った地点に戻って打ち直す。この場合は前に打った「できるだけ」近い地点にドロップ。
【その2】ボールが池を最後に横切った地点とホールとを結んだ線上で、そのウォーターハザード後方にドロップ。後方であれば距離の制限はない。池の向こう側から入った場合でも、後方に戻さないといけない。
このどちらかがウォーターハザードの処置となります。では、ラテラルウォーターハザードの処置は?
ラテラルウォーターハザードはこのウォーターハザードの処置に加えて
【その3】ホールに近づかない対岸にドロップすることもできる。ボールが池の境界を最後に横切った地点、またはその対岸のホールから等距離の地点のどちらか一方から、ホールに近づかない2クラブレングス以内で、そのハザードの外側にドロップしてプレーを続けることができる。
クラブレングスというのは、クラブ1本分の長さということ。2クラブレングスというのは、「クラブ2本分以内」ということです。クラブはドライバーでもパターでもなんでも問題ありません。
どちら側を選ぶかはプレーヤーが決められます。
ちなみに、修理地は青杭。また、白線で囲われていることもあります。青=池というように勘違いしそうですが、しっかりと覚えておきましょうね!
これらの意味をしっかりと理解して、スムーズにプレーできるゴルファーを目指しましょう!