試打ブースの脇には……バケツ⁉︎
こんにちは! バンキシャM子ですヽ(・∀・) 突然ですが、みなさんはグローブに何を求めますか?
みなさんがグローブに一番求めるものは?
求めるものは人それぞれですが、自分とクラブをつなぐ唯一のギアがグローブ。ないがしろにはできないですよね。ちなみに私は手が小さいので、グローブ選びには結構苦労します。サイズが合わないものをつけてラウンドすると、グローブの中で手が滑って擦れてマメができたり、途中で握力が低下しちゃったりして、なかなか自分に合うものを見つけるのも難しいんですよね。
そんな中、「うなぎもつかめるグリップ力で飛距離アップ。しかもルール適合内」というグローブがあるというウワサをキャッチ! 早速試しに行ってきました!
その名も「HIRZL(ハーツェル)」。スイスを拠点とするスポーツ用グローブの専門ブランドで、ゴルフだけでなく自転車競技や乗馬などのグローブも展開しているとか。ということで、都内某所のシミュレーションゴルフで実際にハーツェルのグローブをつけて球を打ってみました。まずはグリップ力を確かめるために、グローブを付けた状態でグリップを握ってもらってヘッド側を私が持ってグリグリ回してみました。
「動かない!」
グローブをつけた人はもちろん、ヘッドを思い切り回している私も、どれだけ力を入れてもびくともしません。「ぜひ濡らしてみてください」とスタッフさんに促され、打席に置いてあったバケツにクラブのグリップをポシャッ。ついでにグローブにもたっぷりと水をつけてもう一度同じようにグリグリ回してみました。
「……さっきより動かない」
回している私は先ほどと同じくびくともしない感じでしたが、グローブをつけている側は先ほどの乾いた状態よりもグリップ力が明らかに上がったと感じていたそうです。これは私もやってみたい! ということで、メンズで一番小さいのを……と思ったら、ちゃんとレディースの展開もありました! これは嬉しい。
というよりも、握力のない女性が最後まで楽しくゴルフをするために、このグローブって必須かもしれないです。
先ほどの実験を試してみると、水をつけたほうが圧倒的にすべらない。そして両手ともグローブをつければ、グリップとグローブがびしょびしょでもまったく問題ない。そして、球を打ってみると心なしかいつもよりも飛距離が上がっているような……?
「ゴルフのときってほんの少しだけでもグローブの中で手がずれていることのほうが多いんです。グローブを介してしっかりと手とクラブが一体化することによって手元が安定していつもより振れる。飛距離も上がるんです」と案内してくれたスタッフさんが教えてくれました。
恩恵はグリップ力だけじゃないんですね……! でも耐久性はないのでは? と思ったのですが、実はこのグローブ、ギネス記録をお持ちのようで。「12時間以内に幅30度のエリアで100ヤード以上飛んだ球数、7721球」。これは18ホールを100ラウンド以上に相当する打球数だそうで、この時に使用されていたグローブがこのハーツェルのグローブ1枚。
この記録を達成したナイジェル・マンガン氏はグローブを取り替えずに12時間、トータル8500球以上打ったそうなのですが、裂けたり破けたりすることがない上にグリップ力は終始安定していたと話していたそうです。この1枚があればしばらくグローブを買わなくても済みそうですね。え、なにこの完璧グローブ。梅雨の時期は必需品じゃないですか。
正直、実際に使ってみるまで「大げさでしょ」と思っていましたが、使ってみて初めてそのすごさがわかりました。この記事を見ている方で「またまたぁ~」と思っている方も多いかと思いますが、実際に着けてみればわかります。逆に言えば、つけてみないとわからないのがもどかしいですね……。
ちなみに、濡れたコップをこのグローブで持った時も素手のときよりも全然すべらない。すべらないにあやかって、芸人さん御用達グローブになったら面白くないですか? あ、そうでもない。
そんな「ハーツェル」のゴルフグローブ。順次店頭に並ぶそうなので、ぜひ見かけた際には実際に手にとってみてくださいね!