2017年5月にテーラーメイドとクラブ契約したローリー・マキロイ。契約時に14本中13本までテーラーメイドのクラブにスイッチしていたが、パターだけはオデッセイのプロトタイプを入れていた。しかし、全米オープンの開幕を機についに今世界中で猛威を振るう“あのパター”を、手にするかもしれない。
世界ランクトップ3が全員「スパイダーユーザー」に!?
テーラーメイドの赤蜘蛛こと「スパイダー・ツアーレッド」といえば、2016年に当時世界ランク1位だったジェイソン・デイが使用したことで人気が火がつき、その後ダスティン・ジョンソンがそのブラックバージョンを使用することで人気が拡大、2017年のマスターズでセルヒオ・ガルシアが使用して優勝したことで人気が大爆発し、現在世界中のプロが切り替えている大ヒットモデルだ。
PGATOUR.comによれば、「スクェアに構えやすいし、セットアップした時にどこを狙っているか正確にわかるんだ、コイツはすごいよ」と、世界ランク2位のマキロイはスパイダーの性能を絶賛しているという。
PGATOURがツイッターに投稿した写真を見てみると、マキロイ仕様のスパイダーは市販品とは異なり、ヘッド上部に黒い線が引かれ、ソールにはマキロイの愛称である「RORS(ロールズ)」の刻印が施されている。
もしマキロイがこのパターを使用した場合、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、2位のマキロイ、3位のジェイソン・デイの全員がスパイダー・ツアーシリーズを使用することになり、実現すれば史上初の快挙だとか。
そして、その3人は言うまでもなく全米オープンの優勝候補。マスターズに続いて全米オープンも、スパイダーが“連覇”なんて事態も、ありえてしまうかもしれない。