2017年の全米オープンを2位タイで終えた松山英樹が世界ランクで自己最高位となる2位となった。日本人過去最高位であり、ついに上にはダスティン・ジョンソンただ一人となった。
ゴルフのワールドランキングは、試合ごと、順位ごとなど複雑に定められたポイントの「平均」で求められるが、全米オープンを終えた2017年6月18日現在の松山の平均獲得ポイントは8.10。全米オープンで揃って予選落ちを喫した3位のロリー・マキロイの7.78、4位のジェイソン・デイの7.48を上回り、見事2位となった。ちなみに全米オープンで優勝したブルックス・ケプカは22位から10位へと順位を上げた。
1位のダスティン・ジョンソンは12.53と、唯一の二桁ポイントをキープ。松山とはポイント差は4.43あり、これはたとえば松山とランク24位のフィル・ミケルソン(平均獲得ポイント3.69)との差ほどもあることから、「明日にも世界ランク1位か!?」とはいかないが、近い将来世界1位にまで上り詰めることも十分可能。
悲願のメジャー制覇へ。そして世界ランク1位へ。25歳の日本人の進化はまだまだ止まりそうにない。